こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


一昨日の続きです↓
「ダーリンとの破局③」


とてもbadな精神状態だった私に、
鑑定を頼んできたダーリン。

客観的な鑑定が出来ずに、
自分の意見を押し付ける私。


ダーリンは、カードの鑑定内容ではなく、
自分のアドバイスを押しつけてくる、そんな私に、
かなり苛立っていたようです。

“考え過ぎな事くらい、分かっているわ

そんなアドバイスはいいから、
もっと詳しくカードを読んで欲しい。”
と思っていたそうです。


納得出来ない結果に、
ダーリンは、更に質問を重ねました。


ダーリン :
「技術的な仕事は充分楽しめているよ。
でも、報告書の作成や、学会発表など、
事務的な作業がどうも苦手で、
やる気が起きないねん。

僕がそれらを一人で上手くこなせない事で、
皆の足を引っ張っているように感じてる。
だから、どうしたら良いかと悩んでるんや。」


あぁ、そういう事なのか



私 :
「じゃあ、どうしたらいいか見るから、
またカードを引いて。」




そして出て来たカードがコレ↓

★どうしたらいいのか?→OSHO禅タロットの「源」



1からのスタートです。

ダーリンは、
報告書の書き方や学会発表が苦手なのではなく、
実は、そもそも、
やり方自体がよくわかっていないようです。

まずは初心に戻って、
誰かに教えてもらう事から始めないと
いけないみたい。



★その結果どうなるか→「贅沢」


OSHO禅タロット・贅沢



なんや~
必要なものは揃っているし、
やり方を教えてくれる人も、周りにいるやん。
その人たちに教えを請えば、
自分がいかに恵まれた環境に居るかが、
理解できるはず。



★この問題の総括→「ケチ」

OSHO禅タロット・ケチ



出来る、出来る
ダーリンは自分の能力を
出し惜しみしているだけや。
持てる力を出せば、どうってことない問題やわ。




さて、私から見れば、
いとも簡単な解決方法が提示されました。


これでダーリンも納得しただろうな、と思った私。


でも、この時点で、すでにダーリンは、
私の言うことに、
素直に耳を傾ける状態ではありませんでした。


上記のアドバイスを伝えても、

「人に頭を下げて教えてもらえって言うけど、
それが出来ないから、こうなってるんや。
今更そんなこと、でけへんわ(出来ないわ)。」
と、
怒りの感情と共に、拒絶の態度を示しました。


私は驚きました。


でけへんわ

目の前に簡単な解決案があるのに
はぁぁぁ


どんなにまっとうな解決方法を提示しても、
「出来ない!」と拒絶されると感じた私。
しかも、怒りの感情と共に。

その時、私は、相手が受け入れやすいように、
相手の気持ちを汲んで鑑定結果を伝えることを忘れ、
「なんでそんな事が出来ないの?」
というような、ダーリンを責める口調に
なっていたのだと思います。


私の精神状態は、
更に不安定なものになっていき、
だんだんと、
出口の見えない鑑定になってきました。


もはや、
『鑑定』と呼べる状態では無かったのですが。。。




そうこうしているうちに、
遂にダーリンに言われてしまいました。


「お客さんにも、
いつもこんな風に鑑定してるの?」

「そんな風に言われると、
この程度の問題で悩んでいる僕は、
人が簡単に気が付くことにすら気付けないバカだ、
と言われている感じがするよ。」と。


いつもの私なら、この言葉で、我に帰ったはずです。


いや、そもそも、普段ならこんな鑑定はしませんが



とにかく、その時の私は
非常に精神状態が良くなかったので、
そんなダーリンの言葉を聞いてさえ、
我に帰ることができなかったのです。



それどころか、
アドバイスを聞き入れないダーリンに、
私は、例のお客様の姿を見始めていたのです。


そう、苦情メールを送ってきた、“あの方”です。


“あの方”って誰?という方は、
コチラをお読み下さいね↓
「ダーリンとの破局①」


続く。
「ダーリンとの破局⑤」


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