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明日、とにかく、明日。



これ、先週まとめたものなんですが、一通り目を通して貰えば、いまニュースで淡々と報じられているこの法案が如何に危険なものか、それなりに理解出来るかと思います。

もの凄くかいつまんでいえば、政府(というか、各省庁)が「隠したい」と思う情報は、全て隠すことが出来る。中には防衛上秘密すべき必要のあるものもあるだろうけど、それを判断するのはあくまで隠す側。

そして「隠したい」と思う情報を暴くことはもちろん、アクセスしようとするだけで違反。意図がなくともたまたま秘密に該当しそうなことを書いたりしても違反。たまたま酒席で噂話を耳にしただけで違反。

で、違反で逮捕される。逮捕容疑、逮捕内容も秘密だから明かされない。明かされないけど、違反してる、ということになってるから、有罪になる。知らないウチにパクられて、知らないウチに刑期を過ごすはめに、ってなことも起こりうる。カフカの「審判」がリアルな現実になる。

「んな、大袈裟な」

って思うかもね。でも、なるよ。

だって考えてみてほしい。「治安維持法」、「国家総動員法」。今の目から見たら、ギャグにしか思えない。なんであんかキチガイじみた法律が出来るの?ってね。

でも、現実に出来たんだよ。で、あれだよ。たかだか100年にもならない過去の、この国の話だ。フィクションでもなんでもない。

「まさかこんなことになるなんて」

とか、言いたくないんですよね、俺。だって、そうなるの、分かりきってるわけじゃない。

だから、抗うの。自分の時間、家族との時間、お金、体力、色んなもん削って。削りたくないけど、将来、削るどころか全て奪われるかもしれないから。


これる人、明日、国会前に来て。数、見せるんだ。ビジュアルで圧倒するんだ。国会議員に仕事させるために。くっだらないシニシズムとか、いらない。やれることをやるの、「戦前」にしないために。