祖母の面会 | ☀︎雲の向こうはいつも青空☀︎

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2014年に母がスキルス性胃がんで他界したのをきっかけに、翌2015年から始めたブログ。あれから年月が経ち、今は日常のことをぼちぼち綴っています。


毎日
母の病院へ通う日が続いている中

実家の家族の中で唯一
まだ母と面会していなかった90歳の祖母

母と祖父母は昔から折り合いが悪く

祖父が亡くなってから
母と祖母の関係はいつしか悪化していて

同じ屋根の下に暮らしていても
ほとんど会話はしない
するのは喧嘩の時だけ
ご飯も別々に食べるほど母は祖母を拒絶していました


父はわりと母の味方をする方だけど
基本面倒くさがりの平和主義で
我関せずっていう感じ

私は私で実家の雰囲気が悪いことに耐えられず
何度か仲を取り持とうと試みたものの母の猛反発にあってあえなく玉砕

その反発っぷりに
母の祖母に対する嫌悪感は私の想像を遥かに超えるものだとわかったので

結局は本人同士の問題だし
無理にどうにかしようとせず
私は母の気持ちが少しでも楽になればと
いつもひたすら母の愚痴の聞き役になったり時には意見したりしていました


そんな母と祖母だったけど


母が入院してから
祖母は母のお見舞いに行きたがっていて
それを母に伝えたら予想通り拒否

父も私達も
この状況で2人をこのままにしとくわけにはいかないと
何度か母を説得しているうちに

嫌な顔をしながらも
「連れて来てもいいけどさっさと帰して」と
しぶしぶ了承してくれました


数日後
父や弟達と一緒に祖母を病院へ連れて行くと
母がベッドごといない

その日
母は点滴や抗がん剤を入れるための
中心静脈カテーテルを首の後ろから挿入することになっていて

どうやらベッドごと処置室に移動していたようで

私達が病室に着いて間もなく戻って来ました


お世話をしてくれた看護師さん達が退室してから
祖母を母の所へ連れて行くと

「心配してたんだぁ」と祖母が声をかけ

そしたら母は意外にも

「心配かけてすみません」と
涙をこぼしながら言って

祖母も泣いて

少しだけど会話もして


長年の不仲がやっと解消できた
やっと仲直りできた

久しぶりに家族がホッとした瞬間でした


でも


こんなことにならないと仲直りできなかったのか…

もっと早く仲直りしていたら…

私の中にはなんだか寂しいような虚しいような気持ちも入り混じって
複雑でした