母の病院を後にして
帰ってる途中も
帰ってからも
ずっと母のことが気になって仕方ありませんでした
母は病室からどんな思いで私達を見てたんだろう…
今どんなことを考えてるんだろう…
さっきの母の表情が頭から離れなくて
夜もなかなか寝つけず
母に電話してみようかと思ったけど
消灯時間はとっくに過ぎてるし
さすがにもう寝てるかもしれない
でもなんだか携帯が気になって
枕元に置いて眺めてたら
日が回る頃になって母からの着信!
すぐに通話ボタンを押したけど切れちゃってて
慌ててかけ直したら母が出て
電話くれたよねって聞いたら
母はかけたつもりなかったらしくて
無意識にかけちゃったのかもって
母はずっと眠れなくて
やっとウトウトしかけたところへ
隣のベッドのお婆ちゃんのイビキで起こされたって
それがすごく気に障って
つい文句を言ってしまった
そしたら別のお婆ちゃんから
「こういうことはみんなお互いさまなんだから」ってたしなめられたみたいで
それがどうにも我慢できなくて
「何がお互いさまだ!
こっちは今日がんだって言われて頭の中真っ白なんだよっ!
あんたに何がわかるんだ!」って
もちろん本人には言わなかったみたいだけど^^;
自分が悪いのはわかってても逆ギレしたくなるほど不安定だったのか
でも私に愚痴ってちょっとスッキリしたみたいで
そしたら
母「がんだって言われても信じられなくて、これからどうしたらいいのか何をどう考えたらいいのかわからない
目を閉じても全然眠れないし…」
私「ごめんね、私達が今まで苦労ばっかりかけてきたせいでがんにさせてしまったんだ」
母「ううん、そんなことないよ…なってしまったものは仕方ないさ。
手術できなくて抗がん剤ってことはこれから一生がんと付き合っていくしかないんだよなぁ」
私「とにかくあまり考えずに少しでも眠って。抗がん剤が効いてがんが小さくなれば手術だってできるようになるかもしれないんだし、まずはそこ目指そうよ!」
母「そっか…うん、そうだねぇ」
前日に私から母へ胃がんだってことを伝えた時とは打って変わって
不安むき出しの母が少し意外でした
やっぱり先生から直接告知されたことは
私の口から聞くよりも決定的でショックだったのかもしれません
電話を切った後
辛くて辛くて
想像もつかないような不安の中にいる母が
電話をかけた相手が
父でも
友達でも他の弟妹でもなくて
私
しかも無意識にかけたって
それが切なくて
泣きながら旦那に電話して色々話して
落ち着いて
それまでは暇さえあれば泣いてばかりだったけど
こんな私でも母は信頼してくれてる
泣いてばかりいられない
できることをやらなきゃ
見つけなきゃ
黙って3ヶ月なんかで死なせてたまるもんか
そう思えるようになりました