「眠れるラプンツェル」  角川書店  著:山本文緒


専業主婦歴、6年。隣家の少年に恋をした。
昨日も暇だった。明日もたぶん暇だろう。結婚六年目、専業主婦。子どもはいない。退屈でない暮らしなど、考えただけでゾッとする。多忙な夫は今夜も家に帰らない。この緩やかな生活に猫と隣家の息子が飛び込んできてから、何かが崩れ始めた。封印したはずの衝動。少年との、二人だけの秘密。嘘は次第に周囲を巻き込んで――。マンション住まいの主婦の平凡な生活が一変する様を、ドラマティックに描いた傑作恋愛長編小説!



引き続き山本文緒さんの本。


なんだか重たい感じの話でした。


ワタシは登場人物の誰にも共感できなかったかな。


ワタシ自身は常に何らかの仕事はしていたいタイプの人間だし、中学生に恋したことも今のところはないから。


終わりはなんだか泣けました。



専業主婦云々とかではなく、愛について考えさせられた。


この前に読んだ小説「あなたには帰る家がある」に登場する佐藤真弓の隣に住んでいる主婦の話でした。



この本、1日で一気に読んでしまった。



やっぱり読書はいいな。

今月末で退職することになりました(・∀・)


未来が開けた感じで、やっと抜け出せる!


そのことは本当に嬉しいんだけど。


今日も職探ししてたんだけど、なかなか自分がやってみたい仕事が見つかりません。


自分の考えが甘いんだけどね。


何がやってみたいのかももうわからない状態(´Д`|||)



とりあえず派遣で事務の仕事をしようかとも思うんだけど、ワタシの住んでいる場所は田舎なので、勤務地まではかなりの交通費がかかってしまう・゚・(つД`)・゚・


定期を買うとしても一ヶ月で2万5000円は自腹ということになる。


それは痛い。


正社員で探すとしても、主婦で子どもナシとなると、会社はなかなか雇ってくれそうにもないし。

これは今の仕事を探すときにも経験済み。


それでも応募してみたらいいんだけど。


なかなか勇気が出ません。



あぁ、こんな自分がイヤになる。








「あなたには帰る家がある」  集英社文庫  著者:山本文緒



去年くらいから本棚に眠っていた本を取り出して読んでみた。


最初読みはじめた時、専業主婦、佐藤真弓は自分かと思った。


ワタシは出来合いのおかずとかは買わないまでも、特に料理が好きなわけでも得意なわけでもなく。


自分のこと、いいお嫁さんじゃないな、できないな、って日ごろ常々思ってる。


投げやりなんじゃなくて、開き直っているわけでもなくて、実はコンプレックスだったりもするのです。

真弓の、専業主婦の憂鬱さや不満もわかる。ワタシは子供はいないけど。


そして、認められたい気持ちや、どこか自分は周りに一人前と思われてないような気がしてるとこもワタシと似てる。


その20代後半の主婦を旦那の秀明から見た目。


この辺は痛かった。


自分もダンナに、こんな風に思われて、思わせてるのかな~と。



この本は面白い。


ワタシのような、出来ない主婦?、中途半端な主婦には特におすすめです。



その他、旦那の秀明が恋をする、いわば良妻賢母のような主婦。


これも痛かった。


そういう女の人にダンナの気持ちを持っていかれても仕方ない、勝ち目ないと思うもん。


そして実は、こういう良妻賢母な主婦に憧れたりもしてるのです、デキない主婦のワタシは。


そういう女の人には絶対なれないと思うから、余計に痛かった。悔しかった。



いろんな人の目線で、いろ~んな事があって、そして最後の方は、とても切なくて、胸が痛かった。


真弓、秀明両方の気持ちがあって、それがやたらと切なかった。その痛さで泣きそうになった。



ワタシの中では、この小説はハッピーエンドです。


二人ともとりあえず逃げなかったから。


読んでいて、“夫婦”について改めて考えることができたし、これからのワタシの妻としてのあり方や、ダンナへの思いや、お互いのこととか、とにかくいろいろこの本は、いい経験になった。



ワタシは妻として、ダンナにとっての“帰る家”を、よくしていきたい。