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私は人とのコミュニケーションが苦手だった。
言いたいことが言えなかった。
私の話なんてつまんないだろうからと、大抵聞き役に徹していた。
意見を求められても、緊張して上手に言えなかった。
で、人の話をよく聞いているようでいて、ほとんど聞いていなかった(笑)
だって聞きながら、
「なんて言って返してあげたらいいだろう？」
「私はこう思うって言ったら、嫌な気持ちにさせないだろうか？」
「こう言ったら、私のことすごいと思ってくれるだろう」
「こんなこと言う人なんだ。こわっ」
「一生懸命聞いてあげているんだから、私のこと好きになってね」
て感じで、会話中は緊張し、頭はフル活動で思考がいっぱい。
ちゃんと話を聞いていることは、ほとんどなかったと思う。
今は誰かと話すとき、リラックスしている。
人の話を聞くときは頭がからっぽに近く、
思考をしていないことが多い。
（セッション中は特にそうしている）
私の中にどんな想いが湧いてきても、スルーして聞いている。
ただ話し手の話を聞いている。
「こう言ってあげた方がいい」
「ここは間違っているな」
というようなことも考えない。
聞き手が思考を始めると、
話し手は思うように話せなくなる。
私はそれを体験し、話を聞くということの本当の意味を知った。
だからただ聞いている。
すると、私が何も言わなくても、
「そういえば今思い出したんだけど」
「そういえばふと思いついたんだけど」
と、問題に対する答えや、それに関連することを話し始める。
そして、
「私、こうしたかったんだ」
「私、こう思っていたんだ」
と気づきが起きてくる。
私はふと思いついた質問や、ふと思いついたことを伝えるだけ。
コミュニケーションが苦手と感じる人は、
話すときに上手にしようと緊張しがち。
でも緊張するほど、うまくコミュニケーションが取れなくなっていく。
だからリラックスして。
自分がどういう風に見られるかを考えず、
無理して話さなくても、頭をからっぽにして話を聞くだけでいいんだよ☆
コミュニケーションってとても楽ちん(^-^)
頭をからっぽにして話を聞いてくれる人がいるのは幸せなこと。
話をしながら、自分自身と向き合えるから☆
必ず気づきが得られるから☆
こんな風に話が聞けると、
子どもとの会話も変わってくるよ。
いろんなことを話してくれるようになってくる。
会話の中で相手をコントロールしようとする思いがあると、
いい会話はできない。
頭からっぽにするだけ☆
コミュニケーションは、とっても簡単だったよ(^-^)
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