そんなことが言えなかったんだ物語 | 「アトリエ花音」楽筆と生活の中に見つける小さな幸せ

「アトリエ花音」楽筆と生活の中に見つける小さな幸せ

大阪府高槻市
「アトリエ 花音」です。
メンタルアートトレーニングとしての楽筆教室を開催しています。

ココロ、カラダ、スピリット、まんまるな自分を表現していくことで、癒されていく毎日を過ごしています。

一緒に創造性を広げていきましょう。

2年ほど前、

母と姉の住む家に戻ってきました。



2階のひと部屋を自分の部屋にして、
自由に暮らしています。


20代結婚で母の家を出ましたが、
今は母は年をとり管理能力がないので、
戻って来たときは姉の家になっていました。


それは私の感覚です。


母と姉、2人の生活は30年以上の時の流れで、変わらない姿のようにそこにありました。


2人にとっては、娘、妹がまたこの家に戻ってきた感覚です。


私はもう若い頃とは考え方や世界観、意識も違い、

そこに入ると、すごい違和感や、それを通り越しての拒絶感を日増しに感じていました。


だらこそ、ほとんどを2階で1人で快適に過ごすことを選んでいるけれど、


ご飯は家族みんなで揃って食べなくてはいけない、
という、3人家族ストーリーを気付かぬうちに作っていたんですね。


一日中テレビを付けている環境が耐えられなくて2階にいるのに、夕食の時は我慢して、1階に下り、虐待や交通事故のニュースを観ながらご飯を食べてたんです。本当は嫌なのに。

せっかく年老いた母の家に戻ってきたんだから、一緒にご飯を食べるの当然って。


それが私の態度が悪いってことがきっかけで姉と口論になり、

やっと姉に言いたいことが言えました。
今まで言わなかったことを言いました。



姉はプンスカ怒っていたけど、
そんなの姉の問題と、


私は冷静にいたら、
姉はそれにもまたプンスカしていました。




そうだ、
私たちは、二世帯同居なんだ、一緒にご飯食べなくていいよね、
という案が浮かび、


「今日から2階でご飯食べるわ」
(私は笑えるTVが好き、笑って食べたい)
と言いました。


姉も、

「はい、そうして」と言いました。



は〜、楽になった。


こんなに簡単なのに、
思い込みがあって、今まで言えなかったんだー、と少しおかしいくらいでした。




ケンカして、あー、良かった!


姉と世界観が同じになることもないだろうな〜。