はじめまして、大阪市内でフラワーショップ花夢・花夢を経営する

花屋 花ノ助水太郎が、花や植木の事、些細な日常について綴っていきます。


 本日は、切花を長持ちさせる方法をアドバイス!!


まず、花瓶の中を洗剤などでよく洗ってください。
(花瓶が汚れていると新しいお水を入れてもすぐににごってしまいます。)


水揚げをします。
(水切り、湯揚げ、焼く、根本をたたくなど。)


水揚げについて。

◎水切り(切花全般に効果があります。)
バケツなどの大きめの容器の中で水中でしっかり切ります。
(切る部分の茎が水から出ないように注意してください。)
水の中で切る事により切り口に空気が入らず水の吸い上げがよくなる

効果があります。


◎湯揚げ(シャクヤク・かすみ草などに効果があります。)
茎の切り口を2~3㎝、熱湯につけて、30秒~1分ぐらいで

すぐに冷たいお水につけます。
(熱湯につける部分以外は新聞紙などで巻いて湯気があたらないように

注意してください。)


◎切り口を焼く(バラなどに効果があります。)
ガスコンロやライターなどで切り口を少し焼く(根元が黒くなる程度。)
殺菌作用などの効果があります。
(火傷や火の始末には十分な注意をお願い致します。)
根本以外は濡れた新聞紙等で包んで焼いてください。
焼き終わったらすぐに冷たい水に30分~1時間ほど付けておいて下さい。
花瓶に生ける時は水切りをして黒い部分を切るとさらに効果が期待できます。


◎切り口をたたく。(コデマリ・千両・などの軸の硬いものに効果があります。)
根本を金づちなどでたたいて砕く
(たたいてすぐはアクが出て水がにごりますので別容器につけてしばらくしてから

花瓶に行けて下さい。)


◎薬品処理(切花全体に効果かがあるようです。)
市販の花の活力剤を花瓶のお水に入れて水揚げと栄養を補給します。
重曹や漂白剤などを入れても殺菌作用による効果が見込めます。
(入れすぎに注意してください。100倍ぐらいが目処です。)


お水は出来るだけこまめに替えてあげましょう。
週に1回は花瓶の中を洗ってください。
切花はお部屋の涼しい場所に飾って下さい。
エアコン等の風は大敵です。
(直接風を当て続けると葉っぱやお花がシナシナになってしまいます。)



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