雨が降る前、空を見上げるより先に、
「あ、雨が降りそう」
と感じることがありますよね。
雲行きを見たからでもなく、
湿った風を感じたからでもなく、
雨の香りがする。
雨そのものに
香りがあるわけではないそうです。
雨が降り始めると、
土や植物などにある成分が
空気中へ舞い上がり、
独特の香りを感じることがあります。
こうした雨にまつわる香りは、
「ペトリコール」
と呼ばれているそうです。
また、土っぽい香りには、
土壌の微生物がつくる
ゲオスミンという物質も関係しているのだとか。
人間の鼻は、このゲオスミンを
とても低い濃度でも感じ取れるそうです。
だからでしょうか。
まだ雨が降っていないのに、
風に混じったほんのわずかな変化を感じて、
「あ、雨の香り」
と思うことがあります。
雨が降ることを、空より先に
鼻が教えてくれる。
人間の感覚って、なかなか面白いものですね。