今日は、初めて被災地の避難所へマッサージボランティアに行ってきました。
3.11の保養ボランティアには参加したことはあったのですが、
避難所で、今喪失感と不安の中にいらっしゃる皆様へのケアははじめて。
心境などを考えると、どうお声かけしたらいいものかと戸惑いながらの参加でした。
21日が誕生日の女性の方は、
「まさか誕生日をここで迎えることになろうとは。家の浸水は本当にショックだった」と言われていました。
また別の女性の方は
「いろんなものを運んで腕が疲れた」と言われながらも、常時前向きな発言。
新しい家財を買うために、それを見ることを楽しまれていたり、
お子さんが熱中症になった話も笑いをまじえながら話してくださいました。
「運ぶものは運んだので後はプロに任せる」という発言からも、
起こったことを受け入れて、そこに自ら光を見つけるという姿勢に頭が下がる思いでした。
他のメンバーが信頼関係を作ってくださっていたので、
皆さん好意的で、
「今回のことで初めてマッサージを受けた。気持ちいいですね~」と言われた方もいらっしゃいました。
避難所へのボランティアについて、行く前にミーティングがありました。
そこで言われたのが、
「あげる」 前に、「いただいてください」
という言葉でした。
「してもらわないといけないくらい、
そんなに私かわいそうかな?
そんなにみじめかな?」
3.11の被災者であり、現在その被災者の保養ボランティアのお世話をしてくださっている方からの言葉。
本人の体験談だけに聞いている方も胸が詰まる思いでした。
それを聞いてもなお、どこかにある 「してあげたい!」 という気持ち。
すると、
「自分がしてあげたいと思うことをするのではなく、相手にゆだねてください」
と言われました。。。
今日、私は、どれくらい「いただいて」
どれくらい「相手にゆだねられただろうか?」
日頃から、いかに自分のしたいことをしているか?
相手にゆだねることの難しさ。。。
皆様の強さから、学ばせていただいたことは多かったけれど、
どのくらい返せただろうか?
同じ状況を体験しているわけではないから、共感も出来ない。
自分の小ささを、
また当たり前だと思っていることの、
いかにあることが難しいかをみせてもらった。
そして、もうひとつ言われたのが、
「継続していくこと」
最初の想いが違っていれば、続けていくことはできない。
これからも続く、長い支援。
次は、もっと 「いただいて」
もっと 「相手にゆだねる」
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時が止まったかのような異空間
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