探していた本『最後の冒険家』を読んだ。
2008年、北太平洋上で熱気球に乗ったまま行方がわからなくなった神田道夫さん。
気球もゴンドラも見つかっていない。
気球に乗って、山越(富士山から始まって、北アルプス、ヒマラヤ、ナンガパルバット)をしようと思い、達成してきた神田さん。
アマチュアと言えども、仕事をしながらの挑戦は、ただ賞賛に値する。(家族は大変だろうけど)
写真家・星野道夫さんも本の中に出てきて、嬉しかった。
彼も生きていたら、気球に乗って、写真を撮っていたかもしれない。
「成功するとわかっていたら、それは成功ではない。でも成功するという確信がなければ出発しない」と神田さん。
2004年に太平洋横断遠征で失敗し、コンテナが海に流され(2008年の気球は、このコンテナを籐に変えて出発している)、船に助けてもらった神田さん。
神田さんは、助けてもらった数日後には、再挑戦を考えていたという。
本当に前向き。
生きている実感を、神田さんは知っている人だと思う。
わたしにとっての最高の幸せは、この生きている実感なのかもしれない。