NYのMartha Graham Dance Company "Myth & Transformation"
大注目は今年度のMemorial Hallのプログラムテーマでもある
"春の祭典 The Rite of Spring(1984)"
人間の野生とも神聖ともいえる世界が
劇場空間で加速
(こんな生死の讃歌みたいな作品を観ると、また劇場がたまらなく好きになる)枠に納まらずに振り乱し投げられる迫力に圧倒されました

伝統的なグラハムスタイルをと思い、劇場に足を運んだのですが
もの凄く挑戦し続けてるし、時代と共に生きている、というのを観た気がします。
Appalachian Spring(1944 Set by ISAM NOGUCHI)
人間らしく微笑ましい動きもあり。
陽だまりと温かさと希望と
アメリカの開拓者精神を抱えて何度でも甦らせるようなワーク。
Moon(1952
)日本人的な静かな美意識を感じました。
二人が空間に溶けていくように踊る、幻想的なワーク。
Rust(2013 World Premiere!!
)生の合唱で踊られた、これも凄く良かった。
普遍的な人間社会の苦悩を投げつける力強いワーク。
数々のスタイルが産まれては消え、好き嫌いを問い、移ろいのスピードが増す中で、
有無を言わせない生命力の強さを感じる舞台でした

パンフの言葉引用:Graham wrote that she wanted the dance to be "a legend of American living, like a bone structure, the inner frame that holds together a people."
グラハムカンパニーの底力。
それがアメリカ合衆国の大陸開拓者精神の産物だとしたら
もうこんな強いのは、今後お月様でも開拓しなきゃ産まれないのかも

更に、舞台や美樹先生のお話から、
マーサ・グラハムが、個人の才能に留まらず、
カンパニーとしてどれだけ優れたチームを形成していたか、ということを想像しました。
グラハムを掛け算していくような創造力をもった個人が何人も活動して
その中に、日本人ダンサーの強い存在もあり
カンパニーをまとめたのか繋げたのか、影響を受けたり与えたり、
いったいグラハムがどんな方だったのか、そんな事を妄想するとオーリー夜も眠れなくなります。
(*◇*)ヲタ
終演後はホールの外にキャンドルの灯ったテーブルが設置され

ワインを飲みつつ、初演の感想などを心行くまで楽しむカルチャーが根付いてる。
それがどんなに豊かな文化かと思うのです。
Have a good one


