神田沙也加が歌いだした瞬間、鳥肌が立ち、「あぁ、日本人も本場のキャストに全く引けを取っていない。すごい!素晴らしい!!」と手放しで嬉しくなってしまい、まだドラマはこれから始まるところだというのにスタンディングオベーションをしたくなったくらいです。

 監督が来日した際、神田沙也加が生歌を披露し、感激した監督が涙を流したことも話題になりましたが、それも十分に納得。本編で彼女が披露する1曲目(「生まれて初めて」)から、その歌唱力と演技力の高さは一目瞭然なのです。

 これまでに数多くの舞台を踏んでいる神田沙也加。のびやかかつ安定した高音ボイスが魅力で、「グリース」のサンディ、「レ・ミゼラブル」のコゼット、「ピーターパン」のウェンディなどを好演。劇団名だけで客席を満員にできる劇団☆新感線の「薔薇とサムライ」への客演で魅せたコケティッシュな魅力も本作のアナに通じるところがあります。