そういえば、
一昔前、 おっきな病院に勤務していたころ
学会発表を何度かしました。
（ひーひー苦しんで あまり思い出したくない事ですが･･･）
指導者の上司も 画期的な手術に関わって
最先端の検討をしていました。
何回目かの手術室に同行した後に
言われたことは
こういう、最先端と思っている事柄は、
実は同時に 誰かも考え付いて
同じ時期に 同じように 検討している。
たとえ自分の方が
早く気付いて 早く検討はじめて
いかに内容が良くても
先に発表した人には もうかなわない。
2番目に どれほどいい内容を言っても
全てが 無駄同然。さらに ツラい思いもする。
だから、
はやく 形にして 早く ツバをつける。
学会発表は、こんなことやってみて、
こんな結果が出てるよ、と 唾つけるもの。
論文で、検討・発表を重ねて、確実なものとする。
彼は、焦っていました。
似たような検討にピンときている人がいる事を
キャッチしていたようです。
証明の為の 補佐的な彼の検討は
脚光を浴びる存在ではありません。
この検討をしなくても 既に業界の有名人でした。
関わった術式は、術後の回復が 段違い。
外科医は高く評価され、第一人者となっています。
評価よりも
「ひとりでベッドから降りて楽に歩けるまでの、1週間の苦痛」
が 無くなったのですから、すごい事です。
わたしも、ちっと手伝った。
ベッドの上で起き上がれない苦しみを
軽減できるお手伝いが 間接的にできて 良かった。
めでたしめでたし。
ん？ 話しが それてるゾ。
ヒラメキは 遠く飛んで うつる。キャッチ。
集合的無意識。
行動へのスピード。
今、強く感じているのです。
（ ２番がイヤという意味じゃなくてね ）
選挙の事？？かな？？
じぶんのことか。