お葬式は素敵な場 | 「やってもやらなくてもいい」「できてもできなくてもいい」

「やってもやらなくてもいい」「できてもできなくてもいい」

”やらないこと、できないこと”がOKになった時、今よりもっと物事がスムーズに行き始めちゃう不思議!心理学っておもしろい!

一昨日、親戚のおじちゃんが亡くなりました。
昨日お通やで、今日お葬式でした。

おじちゃんは、
私が癌になる半年前くらいに
癌の末期だとわかり、
余命1カ月くらいと言われとったんよね。

でも、1年半生きた。
なんか私が癌になった時期とかぶってたから、
私の葬式でもおかしくなかったんだな~
って思ったら、色んなことを感じたね。

亡くなるちょっと前まで
とても末期の人とは思えんくらい
普通に生活していて元気に見えた。

周りの人もみんなビックリしとった。

途中、癌が無くなった
って聞き、
そんな奇跡みたいなこと
本当あるんじゃね~!
おじちゃん無敵じゃね~!
って勇気をもらえたり、

私にとっては、
癌の先輩みたいな
感じだったんよね~(笑)

会う度に、
私の体を気遣ってくれたり、
励ましてもらったり、

いやいや、
私よりおじちゃんでしょ!
って感じだったけど、

おじちゃんの言葉には
本当勇気づけられたし
やっぱ重みが違った(笑)
有り難かったね~

結果的には、
脳に転移してて
亡くなったんだけど、

余命数週間、1ヶ月?
って言われてたのに
とても濃い1年半を
全うしちゃった。

お葬式でも焼き場でも
おじちゃんが
すごく可愛がってた
小学生の孫達は、

「じーじ!じーじ!」って
走りまくり、キャッキャッ
無邪気にはしゃいどる姿を見て

大人達は、
もうじーじとは遊べんのよ・・・
お別れしてね・・・

まだ、人が亡くなることが
理解出来てないんだろうね~って
涙してた。
私も切なくて涙出た。

もちろん、人が亡くなることは
悲しいし、辛い。
近ければ近い間柄こそ
それを感じる。

でも、それと同時に
お葬式は、
その人の誇らしさに改めて
気付けたり、感じたりできる場だなって
毎回感じる。

ちょっと前の
おばあちゃんのお葬式で
感じた記事にも書いたけど

その人が引き合わせてくれた
おかげで、私が存在している。とか、

その人のおかげで繋がった縁とか

この人は、こんなに色んな人と
関わってきたんだな。とか、

その人を惜しむ人が
こんなにいたんだな。とか

そんな素晴らしい人の人生に
自分も関わらせてもらったことは
有難いな~とか、

あとは
自分だったら・・・
自分の家族だったら・・・
なんて、色んなことを改めて感じれる
有難い場。

亡くなった人が
それを気づかせてくれる
最後の役目を果たしてくれてるんだろうな~
と・・・

そしたら、
お葬式って、
ただ、悲しい、気分が落ち込む
みたいなイメージだけではなく、

こんなに素敵な場はないな~
って最後はそこに行き着く。

その人が主役。

だから、
もしかすると、
子供は理解できてないんじゃなくて
それがわかっているのかもしれない。
とも思った。

おじちゃんの親戚であれたことに
誇りに思います。
色々励ましてくれて
気遣ってくれてありがとう。
とっても心強かったです。

私も素敵な人だった。
この人と関われたことが誇らしかった。
色んなことに気づけた最高のお葬式だった。
って思われる存在になれるように
頑張るね~

又逢えると思うので
その時まで!

たくさんありがとうございました。