道端などで今こんな可憐な可愛い花が咲いているの見かけませんか？

独特な匂いを放ちますね

「ドクダミ」

聞かれた事もおおいでしょう

別名、十薬（ジュウヤク）魚腥草（ギョセイソウ）

臭いけど万能薬として生薬として、民間薬として馴染んでいます。

デトックス茶としても有名ですね。

効能は、清熱解毒、利尿、排膿

しつこく絡む痰や、鼻腔に溜った鼻づまり

じくじくした湿疹など

つまり、黄色くて粘っこくて熱を帯びているような症状の時に効果的

舌を見て、黄色っぽい舌苔がついている方にも、オススメです。

このドクダミの独特のにおいは（特に生の時）

「ラウリルアルデヒド」や「デカノイドアセトアルデヒド」という成分ですが、とても強い抗菌作用があります。

ドクダミの主成分とその作用

「クエルシトリン」利尿、緩下、降圧、抗動脈硬化、抗炎症

「クエルチン（ケルセチン）」抗酸化、抗炎症、抗腫瘍、血管弛緩

生葉を使う時は、強い抗菌作用が期待できますし

乾燥させたものでも、デトックスや肌荒れ、老化予防になりますね～

においも慣れてしまえばそんなに気にならなかったりしますが。。

さてそんなドクダミ。。

私ごとですが、

子供の時、ちくのう症で鼻をズルズルさせていたんですね。

そしたらかわいそうやと思ったんでしょう、

祖母が庭のドクダミの葉っぱをちぎって

手でクシュクシュ揉んで、

クルクルっと小さく巻いたかと思うと

おもむろに私の小さな鼻の穴にズポッ！！っと突っ込むおばぁちゃん！！

ひ、ひぇ〜なんてひどいことを

匂いと辛さで涙が溢れるけど

じっと突っ込んで押さえつけられる私

いつもやさしいおばぁちゃんが今日は鬼👹〜！

しばらくしてそのドクダミの葉っぱをスポンと抜いて

思いっきりヂーーーンって鼻をかむと

出るわ出るわ、黄色い膿の鼻汁が！！！

そしたら、スーーーっと鼻が通ってスッキリ！

子供心は複雑でしたけどね

そんなワイルドな使い方もできますが、、

おすすめは

花のついたドクダミの地上部を刈り取って

汚れはしっかり落としてから

じゅうぶん乾燥させてお茶にしてくださいね。

また、どくだみチンキ（アルコール抽出）作りもされる方も多いです。

よく洗って、水気をしっかり飛ばしたどくだみを

きれいにした瓶に詰め、３０度以上のアルコールをひたひたに注ぎ、時々瓶を振り混ぜて1か月ほど抽出させます。

その後、濾したチンキ液を別の瓶で保存。

薄めて美白化粧水にしたり

虫除けスプレーも作れます。

私は精製水とチンキ１：１、ラベンダーやレモングラスなどの精油を加えて、虫除けスプレーをよく作りますよ！

作った時アップしますね！

そして乾燥葉は汗疹を防ぐ入浴剤としても！

子供の頃はそんな事情もあり、嫌っていたドクダミですが、

今はありがたい薬草です♡

摘まれる場合は安全な場所で詰んでくださいね。

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可憐でワイルドな万能草