片づけをしていると、なぜか突然「ちょっと待って?」と心が立ち止まる瞬間があります。
捨てる・残すの判断をしていただけなのに、急に胸がじわ〜っと熱くなったり、謎の迷いが生まれたり…。
いやいや、どうした私?と思いながら、クローゼットの前で放心する。
そんな光景を、私は何度も繰り返していました。
でもある日、原因がついにわかったんです。
手が止まるのはモノのせいじゃなくて、感情のほうが暴走してたから。
これを理解したときの衝撃と言ったら…
「あ、犯人はお前か(感情)!」って、ちょっと笑えてくるぐらいの気づきでした。
そこから私の、感情とモノの距離を整える旅がスタートしました。
なんで手が止まるんだっけ?を観察してみた
片づけの途中で、胸がキュッとしたりワサワサしたりするたびに、
「今のこれは、何の反応?」と、ゆる〜く自分にツッコミを入れてみました。
例えば、学生時代のアクセサリーを見た瞬間、
「え…これ付けてた頃の私、青春してたな?」と妙にエモくなったり。
昔の職場でもらったギフトを見ると、
「あの頃の私、よく頑張ってたよね〜…泣」と、突然しんみりスイッチが入ったり。
感情、忙しすぎませんか?
でも、そんなふうにモノに反応するポイントを観察しているうちに、
「あぁ、私はモノじゃなくて思い出に握られてたんだな」と気づきました。
そして運命の一言に出会います。
「思い出はモノではなく、あなたの中に残っている」
これを読んだ瞬間、
「あ、卒業していいんだ…」
と、視界がパーーーッと晴れたようでした。
今の私を基準にすると、判断がふわっと軽くなる
感情の観察を続けながら、私は新しいルールをつくりました。
それが
「これは今の私に必要?」
という、シンプルすぎて最高な質問。
過去の私には必要だったけど、今の私にはもう役目を終えているモノって、じつは山ほどあります。
昔よく使ってたけど、今は全然手が伸びないバッグ。
かわいい〜と言って買ったはずなのに、気づいたら懐かしコーナーに分類されている服。
こういうモノたちは、悪者じゃないけど今の私とは距離が合っていないだけ。
それがわかると、手放す判断がちょっと楽になるんです。
どうしても感情が引っかかる日は、
当時の私を幸せにしてくれてありがとう
と、こっそりお礼を言って卒業してもらいました。
(本当にこれ、びっくりするぐらい効きます。)
写真で残す方法もよく使いました。
モノの居場所は減らせるし、思い出だけはちゃんと残るので、距離を整えるにはぴったりです。
距離感が整ってくると、心にも余白が戻ってくる
感情とモノの距離を整える練習を続けていると、モノが減る以上の変化がありました。
それは
心が、軽い。
あ、私いま今の私で選べてるな〜
と感じる瞬間が増えていって、
過去に引っ張られることも、未来を心配しすぎることも減りました。
片づけって、ただの家事じゃないんですよね。
自分と感情の距離を整える時間でもあると気づいたとき、
私はようやくミニマリストの本質みたいなものを理解した気がします。
距離が整っていくと、目の前のスペースも、心のスペースも、
ほんのりいい風が通るようになります。
まとめ
感情とモノの距離を整える練習は、一瞬では身につきません。
でも、ゆる〜く繰り返すと、驚くほど自分がラクになります。
手放せなかったのは、意志が弱いからじゃなくて、
あなたが優しいだけ。感情をちゃんと感じてきたから。
だから焦らなくて大丈夫です。
今日からすこ〜しだけ「今の私」で選んでみてください。
気づいたら、暮らしも心もふわりと軽くなっていて、
あれ?なんか今日いい感じじゃない?
って思える日が増えると思います。