強さに拘ることは

もちろん、悪いことではない

 

 

どれだけ強くあれるのか

上を目指し、鍛錬し

向上する

 

何も悪くない

 

だが

 

強くあることと

実際に強いのかどうかは

 

あまり関係がないようにも思うのだ‥

 

火事場の馬鹿力ではないが

潜在的に強いのかどうかは

 

その人の資質で決まる

 

後天的に、どれだけ強くなろうとも

どれだけ向上しようとも

それを扱う心が

強くなければ

 

強さに持ってかれてしまう

 

つまりは器に見合わない強さは、扱えない

身を滅ぼす

 

 

でもじゃあ、器は広げられるかと言ったら

あまりそれは期待できない

 

だから、強さって、磨くものではなく

ある程度、扱える器が決まっていて

そこでどうするか、だとも思う

 

器を広げずとも

できる範囲で、できることをする

自分の守れる範囲を把握してそこを守る

 

それでいいのではないか

そこをはみ出ると

 

厄介ごとに巻き込まれる気がするな〜と思った

 

大きすぎる力は、身を滅ぼす

 

それを扱えるのか、飲み込まれるのかは

本人ならわかるだろう

 

鍛錬で、なんとかなるかも本人ならわかる

 

それを、否定することも

肯定することも

どちらでもいい

 

感じたことを信じていい

そして歩いて行っていい

 

そう、思うのだ

強さが全てではない、のだと。

 

 

 

flos