私が病気中、『色々あった』の続きです・・・

 

数週間前、えまはUSTAの全米Level3の大会がありました。

 

32人ドロー。うちから片道50分のクレイコート。

えまは2シード。トレーニングパートナーCちゃんが1シード。2人で決勝まで進みたい大会。

でも、2シードになるのは久々、もしくは初めて。

いつも以上に緊張してるのがはっきり分かりました。いつものように、『楽しんできて!』と言えない雰囲気。

大丈夫かな。すごく心配。

 

雨が降ったりやんだりでやっとプレイできる!と思って相手選手とコートに入るやいなや、また大雨。

15分北にある会場に変えたりとしたけど、そこに着くなりまた雨。結局、大会初日は雨でキャンセル。9月のフロリダはまだ真夏っぽく、相変わらず雨が多いです。

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日曜日、猛暑でものすごい湿気の中、大会開始。
R32は普通スコア。それ以降のR16とQFはショートスコアで勝ち抜けば計3試合もある。
 
結果から言うと、3試合目のQFでまさかの負け。
相手は数回対戦した事のあるフロリダの子でえまは負けた事のない相手。
今回、彼女は新しいコーチと来ていて別人のようなプレイをしたらしいです。
まるでUSオープンのイガ対オスタペンコの試合だったよう・・・つまり、相手はビシバシ強くラインを狙ってそれが全て入ったそう。
 
それを聞いて、テニスを知らない私は『そう言う選手の対応としてディープスピン、アングル、スライス、ドロップショップなどで対応するんじゃないの?!』とパパに聞いたら、『えまは全部、試してた。やるべき事はやっていた。たぶん高さがちょっとなかった時もあっただろうけど、ショートスコアだし1つもショットが油断できないような状況だった。信じられない程、ウィナーばかり打って全部ギリギリ入ったんだよ。』と言ってました。
 
その場にいたコーチがえまと試合後、話してくれてました。このコーチは週2回通ってるところの方。

 

Quarter Finalで負けると翌日、5位決定戦のセミファイナルとファイナルがあります。普段なら、頭を切り替えてドン底から這い上がるえま。何度もコンソレに回ってそうして来た事のあるえま。でも、今回はあまりにもショックで無理なんじゃないかと思いました。どんな精神状態で帰ってくるか不安で、やっぱり不安的中。かなり荒れている。

悲しいし怒ってるし、とにかく話しかけれない。普段は笑顔いっぱいの明るい子なので、尚更そのギャップが大きい。

今回の負けはキツイね。。。どうしよう。

 

まず、ご飯。とにかく食べさせないと。ご飯を作ってあげて、、、そしたらパパは『俺、散歩に出かける』と!

げげげっ、冷静でポジティブなパパは普段、いつもえまと翌日の作戦会議したりするんだけど。。。まだどうえまに話せば良いか分からないから散歩して考えると。相当辛いんだな。チームEMMA。どうしよう。

 

私は、基本テニスのことを知らないし大会に行ったわけでもないので、裏方サポート役。特に負けた試合のあとは、本人も落ち着いて考える時間が必要だしで一晩、置いてから話したりします。が、今回はパパも消えたし、翌日このままの精神状態でプレイしたら悪循環でまた負けるだろう。

 

もう、夜。

明日の準備をするべきか。どうすれば良いんだ?!5位決定戦は放棄するのかな?!そんな事はした事ないけど、もう我が家、こんな暗いムード初めてだし、えまは部屋に閉じこもってる。パパは1人になりたくて長い散歩に出かけてしまってる。

 

う〜ん。子供がこんなにどん底で苦しんでるのにただ見て見ぬふりするべきか。黙って見守るべきか。

いつもなら見守るけど、、いつもと違う。

 

ランキングが上がれば上がるほどプレッシャーの多いテニス。

今回もえまは、自分へかけたプレッシャーは今までで一番だと話してました。

フロリダで7位のえま。13歳では4位。この大会、ほどんどの子はえまに負けていて皆〜〜〜〜んなえまを倒したい。

それをものすごーーーく感じたと。

 

さあ、そのプレッシャーに勝てるか。

立ち上がれるか、EMMA?

 

テニステニス  続く  テニステニス