「無印良品」の真心 | Fiore-fleurのブログ

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先日の「カンブリア宮殿」では、レトルト食品で有名な「にしき食品」の菊池洋社長が登場され、会社の成り立ちについてお話されていました。


その中で、特に印象的なエピソードがありました。ご覧になったかたも多いかと思いますが、ご紹介いたしますね。



にしき食品の本社は宮城県の海近くにあり、東日本大震災では工場が被災。地震発生後すぐに避難したため従業員の人的被害はなかったそうです。

しかし目の前に横たわるのは、絶望的な未曾有の被害。
必死で会社の復興に立ち向かうにしき食品の
人々に、ある連絡が入ります。
それは、にしき食品がレトルト食品を受注していた「無印良品」からでした。
「生きている(販売可能な)商品があったら欲しい」という言葉があったといいます。
2階の倉庫には、運良く3000ケースの無印良品の食品が無傷で残っていました。
にしき食品の従業員のみなさんは、3000ケースの商品をみんなで並んで手渡しで、やって来た無印良品の車に商品を積んだといいます。
残った商品を持って帰った無印良品からは、すぐにお金が支払われました。
そして
無印良品は買い取ったレトルト食品を全て被災地に寄付したのです。

本当の被災地支援とは、こういう発想や行動なんですね...とても深く感動いたしました。
わたくしは、震災後に無印良品のこのような支援のお話を聞いたことはございませんでした...無印良品は恐らく、にしき食品以外の被災した会社に連絡を入れて買い取れるものを探したのではないかと思います。
...少し調べただけでも、無印良品が震災後の復興支援に如何に大きく取り組んで来られたかが分かります。


特に本人が語らずとも、善意善行はいつか人に知られるものなのですね。


...これこそが、本当の真心。

今までよりも無印良品とにしき食品がコラボしたレトルト食品を、意識して購入したいと思います。



今宵の一曲

「花は咲く」~フラッシュモブでの演奏と歌唱


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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