こんにちは。
フィレンツェは、最高気温が30度近い温かい日が1週間ほど続き、
冬物はすっかり洗って箪笥にしまった数日前から、
信じられないほど気温が下がり、
今は最高気温が14度前後の 寒い日が続いています。
1週間ほど続くそうです。
またセーターを出そうかな、、
などと毎年こういう目にあっているような気がします。。
約35年前に購入した
URTEXT ブダペスト版のスカルラッティ。
実は来年、
2025年4月11日に 東京で チェンバロコンサートをすることに決定しました!
現在素晴らしいロケーションの会場を確保したばかりで、
これから企画案を練っていくところです。
プログラムは、テーマとして、
バロックとジャズの関連性をも
紐解いていきたいと思っています。
その中で欠かせないのが、
スカルラッティ。
ナポリ出身の彼は、ナポリ独特の物哀しいハーモニーと
スペイン アンダルシアの民謡を基盤とする、
果てはイスラム文化を背景とするハーモニーも感じられ、
フラメンコ音楽の原点となるリズムやハーモニーの要素も含まれる、スカルラッティ独特の音楽は、
私のチェンバロ演奏には欠かせません!
と言うことで、
今回 時間をかけて、
彼の555曲のソナタ全てを弾きながら、
じっくりと選曲していきたいと思っています。
今回はカークパトリック番号の1番から50番までを弾いてみました。
弾いているうちに退屈になるほど、単純なメロディを繰り返している曲など、、
これは噂に聞いた
賭け事の負け金の支払いのために
いやいや作曲したもの??
と思われるものもあれば、
え?別人?
と思われるほど
全くレベルの高い、
和声的にも形式的にも素晴らしい曲があったりします。
人間555曲も作曲していれば、
このくらいの差が出てくるのは当然かもしれません。
今回は、1番から50番まで弾いてみて、
私なりに ランキング をつけてみました。
続きは、次回を楽しみに〜。