こんにちは。
昨日、フィレンツェのヴェルディ劇場に
ロシアクラシックバレエ団の「眠れる森の美女」を観に行って来ました。
クラシックバレエをイタリアでライヴで観るのは初めてー!
昔漫画「スワン」の大ファンで、
バレリーナ 森下洋子に憧れ、
TVでバレエがあれば必ず観ていました。
実はクラシックバレエも少しやったのですが、
(高校の時)
手足の長い皆さんを見ていて、
しかも高校から始めるなんて意味あるの?
てな感じで、そのままジャズダンスに移行。
でもバレエ鑑賞は大好きでした。
上の写真のヴェルディ劇場が建設されたのは、1856年。
サントペテルブルクで「眠れる森の美女」が初演されたのが、1890年。
当時の劇場もこんな感じだったのでしょうか。。
残念ながら、オーケストラはなく録音でしたが、バレリーナが踊っている時は、全く違和感なく目が釘付けのまま、あっという間に4幕が過ぎて行きました。(公演時間は休憩入れて2時間半)
劇場の収容人数は、約1530人ですが、人がびっしり。チケットは完売だったようです。
昔の建築のせいか、席が小さく前後の幅も狭く、、
ここでコロナのクラスターにならなかったら、
何処へ行っても大丈夫だね、
と主人がひと言。
マスクをしている人は、数人しか見かけませんでした。
(ちなみには私は付けました。笑)
ギャラリー後部席からiPhoneで撮った割には、よく撮れてる〜
付き合って同伴してくれた主人も
完全に魅了されていました。
私は専門ではないので、よくわかりませんが、
振り付けは、とてもクラシックで伝統的な感じがしました。
何度も繰り返されるポーズですが、
何度見てもウットリ〜
手足が長くて美しいこと、、。
妖精役と王女役の女性バレエダンサーは、腕や脚の動きがしなやかで、美しいこと。。
美しいものを見るということは、
なんと幸せなことなんだろう〜
王子役の男性ダンサーはとても若くて力強い演技でした。
こんなに素晴らしいダンサーの名前が知りたい!
彼らのバックグランドを知りたい!
と思って翌日ネットで検索しましたが、
今回の公演に関して、名前が出ているのは、
振付師とディレクターと
バレエ団の名前だけ!!
こんなに素晴らしい演技を見せてくれたダンサー達の
名前を知る由がないんですー!!
そうか、、
ロシアは、社会主義の国だった。
社会主義の国は、団員はあくまで一団員であり、
名前は知られてはいけないの?
名前が知れてしまうと他の国へ招待されて亡命されてしまうから??
それにしても、あの美しいダンサーの
名前だけは知りたかった。。
というわけで、
幸せな夕べでした
やっぱりバレエ大好き