昔トリノに住んでいた頃、日本語の生徒だったPちゃん。
当時16歳だった彼女も今は13歳と15歳の二児の母。
先日はシエナの中心に住んでいるPちゃんのところへ遊びに行って来ました。
シエナのドォーモから100メートルのところに住んでている彼女と家族。
素敵な夕食後にシエナの夜観光をしに散歩しました。
コロナで観光客も少なくせいか、厳粛な空気に覆われていました。
1630年頃、この通りで負傷したカラスに触った人がペストにかかり、その後一気にシエナの人口の4分の3が亡くなってしまったそうです。
今は昔の恐怖が分かるような気がします、、ね。。
シエナは17の自治区(コントラーダ)に分かれており、毎年カンポ広場でパリオ(競馬) を競い合います。
その各コントラーダの歴史的ユニホームが展示されています。
ある建物の入り口の扉にこんな彫刻が!!
市の規則で自分の家と言えども、こう言った文化財には手を触れてはならないそうです。
そりゃそうだわ。。
空気孔?と思えるんですが、ちゃんとした窓だそうです。
昔の孤児院。
入り口は小さいですが建物は奥深く広がっており膨大な面積だそう。
実はこの建物、歴史的建造物ですが今は全く使用されていないそうです。
というのも、シスター自身が身篭ってしまった赤ん坊が壁に埋められているとか。。。怖
地元の人だからこそ知っている情報ですね。。汗
ちょっと怖いシーンもありましたが、ロマンチックな夜の散歩でした〜。。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
今日は、ドビッシーのアラベスク 1番を弾いてみました。
いつも聴いて下さり有難うございます。