先日演奏をアップしブログにてご紹介したドビッシーの「月の光」。
(私の演奏です。。)
ただひたすら弾きたい!と思って弾き始めたのですが、ちゃんと録音するとなると、普段気にならない欠点が色々と気になりました。。
そこで今回録音するにあったって選んだ効果的な練習曲を3回にわたってご紹介したいと思います。
練習方法は、基本的に主に以下二つの方法があると思います。
▶︎ 一つは、練習している曲の中で出来ない部分を「つまみ洗い」的に何度も練習する方法。
▶︎ もう一つは、出来ない部分が自然と上手く弾けるようにするために、他の練習曲で指を鍛えること。
今回は、後者の効果的な練習曲を解説付きのビデオでご紹介していきます。
練習方法ですが、実はこれ、ドビッシーの「月の光」だけではなく、どんな曲にも応用できる練習方法です。
その1は、「綺麗に揃った3度の和音が出せ、弱い指3、4、5を鍛えることによって5本の指が満遍なく同じ音質を出せるようにする練習」(題名が長くなりました💦)
その2は、「3度の和音が、綺麗に出せ、和音の中で特定の音のみを響かせるようになる練習」
その3は、「手を広げた状態で脱力できるようになり、分散和音のメロディーが滑らかに弾けるようになる練習」
今回は、その1です。
月の光の最初のページに出てくる3度の和音。
微妙に音が揃ってなかったり、上の音を響かせながら下の音とのバランスがとれていなかったり。。
3度の和音は、どんな曲にもよく出てきますが、ピアニストにとってはいつも課題です。
そこで今回ご紹介する練習曲は、
ブラームスの51の練習曲 24番b です。
力もなければ、動きも鈍い4と5の指。😥
この練習曲で一気に5本の指が平等になってくれます!!(魔法の練習曲!!✨)
実はこれ、ただ楽譜通りに弾くだけでは、効果があまりないんです。
なので、以下の解説付きビデオを参考にしながら弾いてみて下さい。
それでは、今日も楽しい練習時間をお過ごし下さい〜♪