7月で保育園も終わり、息子は来年度から幼稚園に入園なので、それこそ保育園も最後一日となった日の夜、お世話になった息子の担任の先生お二人を夕食にご招待した。この2年間お世話になったお礼にという気持ちもあったが、このお二人、大の日本好きということもあり、またそのうちのお一人は、日本料理が大好きだということもあり、日本食を作ることにした。メニューは、巻き寿司、鶏のしそ巻きのから揚げ、はるさめサラダ、リクエストによって暑いけれど味噌汁と天ぷらとトンカツである。

日本食好きの先生が日本食に出会ったきっかけは、主治医の先生だそう。私の息子とほぼ同じ歳の娘さんが病弱で、食事療法に日本食を勧められたのがきっかけだと言う。娘さんは残念ながらこの日連れて来られなかったが、それはそれは食事を食べるのにとても時間がかかる子供だとか。そんな娘さんも唯一喜んで食べるのが『味噌汁』だそうだ。この先生には、帰省のときにいつも白味噌や麹味噌、海苔などを頼まれる。こうして日本食を喜んでもらえるのだから、こちらも嬉しい。

もう一人の先生は、少女時代から日本の漫画(アニメ)で大きくなったのがきっかけで日本のファンに。そういえば日本のアニメは本当にイタリアでもたくさん見られる。家の夫も「ハイジー」で大きくなったと言っているし、同じ年の友人で「マジンガーZ」の大ファンもいる。(年齢が分かってしまうかな~~?!!)日本の文化は思わぬところで、イタリアの若い子供たちの間に浸透しているようだ。

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さて、巻き寿司の作り方を教えて欲しいを言われたので、先生方にも挑戦してもらった。今まで何度巻いても、パカっと海苔が開いてしまうと言っていた先生も、今回は完璧にできた。私より上手かった。。!!


先生とも話していたが、息子が1歳になる数日前に入園したのが、ついこの間のよう。まだ一人歩きできない頃から、こうしてつたないままにもペラペラとしゃべり続けるまでの、1~3歳という子供にとって大きな変わり目の、そして吸収力が最も大きい時期にお世話していただいた先生。機嫌が悪いときは、朝送りに言って別れ際に大泣きをされ、心臓が張り裂ける思いで保育園を離れたときもあったが、彼女らがいてくれたからこそ、安心して預けることができたのだ。
息子が心から彼女らになついているの姿を見るのも、親として本当に安心することだった。

あっと言う間の2年が去り、先生ともお別れ。
保育園は幼稚園のすぐ隣りだし、また遊びに行きますね、と言って別れた。

幼稚園の3年間もこうしてあっと言う間に過ぎていくのだろう。

人生40年もあっと言う間だったし、、、 残りウン年もあっと言う間なのだろう。。
だからこそ、こうしてそのときそのときの思いを残しておきたくて、ブログを始めたのである。。。

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