今まで2階のベッドルームに置いていたチェンバロを、コンサートのため下ろしたのを機会に1階の居間に置くことにした。そこで気付いたのだが、子供が寝室で寝ていても1階でチェンバロが弾けるということだ。今まで子供が1日家にいるときは、日中100%彼に付き合って、夫が仕事から戻ってきたら彼に少しの間だけ息子を見てもらってその間に練習していたのだが、1階に楽器を置いてからは、主人が添い寝をしてくれると、私は10時ごろから12時ごろまで弾けるようになった。
えっご近所は? と聞かれるかもしれないが、家の造りが古く(1700年代)壁が厚いのであまり外に音が漏れない。それに幸いチェンバロはピアノに比べて音量が小さい。

夜のチェンバロの音は、静かな空気を伝って肌に響いてくる。。。
もちろん静かな曲を選んで弾くのだが、この時間が最高の幸せ。。。

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なぜか私のチェンバロの演奏は、聴く人をリラックスさせ眠らせてしまう効果があるようで。。。それでいて弾き終わると、空気に響きがなくなり空白になってしまい、逆に目が覚めてしまうこともあるようだ。。 
楽器の蓋を閉じていると、添い寝をしていた夫が真赤な目をして下りてきた。