去年のことになりますが、あるグループが奈良県の方へ行くツアーを企画して
私はそこに参加したときのことです
奈良県の檜原神社の近くにある神社を訪問するのに
少し離れたところにツアーバスを止めて全員降りました
狭い道だったのでそこから5分ほど歩いていこう
ということになったのです。
途中 認知症っぽいおばあさんがおじいさんに引っ張られるようにして歩いていました。
その後ろを中年の女性が歩いていました。
狭い道なのでツアーに参加していた50人ぐらいの人全員が
そのおばあさんとおじいさんとすれ違っていたのですが
その光景を見ていない人もいたのです。
見ている人の中でもおばあさんは頭から血を流していたという人もいれば
血は見ていないという人もいたのです。
おじいさんは無理やりおばあさんを引っ張ていたようだ、という人もいれば
無理やりではなかった、という人もいるのです。
おばあさんとおじいさんの後ろを歩いていた女性は 二人の娘のようだった、という人もいれば
娘かどうかわからない、他人かもしれない、と感じる人もいたのです。
極めつけは
主催者の方は過去性が見える方でして
「おじいさんとおばあさんはオロチョン族の人だった」というのです。
そのツアーは過去にオロチョン族のために傷ついた過去世を癒すようなツアーだったので
びっくりです。
そしてもう一つ
古代出雲王ニギハヤヒを祟り神をとして封印されたところで
饒速日を解放するようなお祈りをしていた時
救急車のピーポーピーポーという音が聞こえたのです。
私は これはちょっとまずいなあ、と思ったのです。
そのツアーには呪術師のような方もいらっしゃって
その方のお顔を見たら その方も苦笑いのような顔していらっしゃったので
やはり あまり良くないと感じていらっしゃるな ということが分かったのです。
あとでその呪術師のような方がその時の話をすると
救急車のピーポーピーポーを聞いていなかった 聞こえなかった方がほとんどなのです。
物凄く長く 数分ぐらいピーポーピーポーが鳴っていたのに
まるでお祈りの邪魔をしにきたといわんばかりに鳴っていたのに
全く知らなかった人が多かったです。
同じ場所にいても見えるもの聞こえるものが人によって異なるのを実感したツアーでした


