屋上に巨大なカエルのオブジェ 「美(み)かえる」 ”大天使
ミカエル?”がのっている 兵庫県立美術館へ ”英国19世紀末
に咲いた華 バーンージョーンズ展”を見に行ってきました。
中世の騎士とお姫様、魔法使いが登場する寓話の世界や
ギリシャ神話、旧約聖書の物語などがモチーフに描かれて
いて、限りなく美しく幻想的な世界へと誘われます。
日本では初めての本格的なバーン=ジョーンズ展だそうです。
ヴィクトリア朝の繊細で装飾的な幻想の世界、私の最も
魅せられる世界がありました。
いばら姫、(眠り姫)をモチーフに何枚もの絵が描かれて
いました。
写真でしか見たことのなかったこの絵の実物の美しさ
は感動もので、その大きさにも圧倒されました。
みんな死んでるかのように、眠っていて緑の中に
ピンクの繊細なバラがまわりを取り囲んでいます。
「バーン=ジョーンズ 眠り姫」 の絵本を買いました。
彼は最後まで美の理想を探求し続けた人だったんですね。
眠り姫が目覚めた絵は描かれてはいません。
眠り姫はずっと少女のまま眠り続けています、眠りこそが
究極のテーマ、美だったのでしょうか。
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