上野の国立西洋美術館で今開催されている
「ベルリン国立美術館展」に行ってきました。
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」には
この機会を逃してはもう二度とお目にかかれないだろうと
思い出かけました。
温かな日差しの中で恍惚とした表情で鏡の中の自分と
向き合っている少女、この一瞬を完璧なまでにとらえている
この絵は見る人を立ち竦ませないではおかないオーラが
宿っていました。細部まで計算し尽くされていて神業としか
言えない完成度です。
”学べるヨーロッパ美術の400年”ということで、
他にも、すばらしい名画や彫刻などめじろ押しでした。
レンブラントなど美術の教科書でお馴染みの絵を
これほどそろえている美術展にはそう出会えないと
感激でした。
”果物、花、ワイングラスのある静物”、ヤン・ダヴィッドゾーン・
デ・ヘーム 大好きなこの絵をまじまじと至近距離で見る
ことができたのもとっても幸せなことでした。なにもかもが
とっても緻密でリアリティがあって、ファンタスティック!
これほど妖艶な静物画ってあるかしら?
スターバックスで一休み。