長寿銭 | マナー・プロトコール・英国紅茶教室 FLORAISON フロレゾン

長寿銭

舅の実家(埼玉)で父の兄嫁にあたる方のご葬儀があり、初めて長寿銭なるものを会葬礼状とともにいただきました

ちょっと調べてみましたところ~群馬や埼玉、千葉の一部地域では、故人が高齢で亡くなった場合に、故人にあやかって長生きでありますように、また長生きに縁がありますように、と葬儀のときに祝儀袋に小銭をいれて会葬礼状などと一緒に配るそうです

金額は、5円、50円、100円が多く、100円と5円をいれ、100歳にご縁があるようにという語呂合わせの金額にすることもあり、また、5円玉の穴に紅白のひもを通す場合もあるようです


ちなみに、長寿銭を出す年齢は80歳以上が多いそうですね

いただいたら、どのように扱えばよいのでしょうか

長寿銭は、長寿を全うされた故人にあやかる縁起物ですが、使ってはいけないということはないそうですょ。
特に決まりがあるわけではないので、すぐに使ってもお守りとしてかばんやお財布に入れておくのもよいみたいです

我が家、まずは娘に渡しましたら、娘から「いえ、いえ、パパでしょう」と主人へ(父への労りの気持ちでしょうか)

お亡くなりになるのは寂しいことですが、ご長寿であったということはある意味素晴らしいことで、地域ではよくある風習かもしれませんが、なんだかほっこりと心温まるものでした

亡くなってなお活かされるよい風習ですね♪