煙橋4日目 | 地味な変わり者のひとりごと

地味な変わり者のひとりごと

会話では聞き手に回りがち。
人は自分の話にはそれほど興味がないと気づいた。
でも自分のことを話したくなることもある、ということでブログを始めてみます。

ここのところブログに時間を使いすぎています。でも記憶がフレッシュなうちに旅の記録をつけておきたいのです。

 

今日の夕方、久々に木々が不健康な森に歩きに行きました。

 

旅の4日目、5月4日(土)は朝から予定を入れていました。前回もそうでしたが、休みの日は朝型の人を朝食に誘うことで1日に会える人の数を増やしていました滝汗

泊まっていたところから待ち合わせ場所までは徒歩50分くらい。バスを使えば少しは早くなりますがいろんな通りを自分の足で歩きたいので、当然歩きます。

 

以前の通勤路にある、界隈で一番好きな庭。

今年もすばらしく美しかったです。

 

前夜のパブ

 

元職場の向いの教会の墓地。

 

 

このインパクトのある花、こちらに住み始めて初めて存在に気づいたのですが、今回煙橋であちこちで見ました。多分、こちらに来た当初ロックダウンもあって動植物としか知り合えなかったから目に留まったのだと思います滝汗

 

素敵すぎるドアとタイル。

 

ちょっと早めに着いたので

Mill Road Cemetery(墓地)に初めて入ってみました。

 

9時にフランス人の元同僚Mと合流して、Mおすすめのカフェに行きました。M本人は自分は内向的だと言うけど、一緒にいるといつも「本当かいな?」と感じる、素直な目で世界を観察していて、ユーモアがあって正義感が強い人です。以前から韓国語を勉強していて、しばらく前から通いやすい場所で対面レッスンが開催されるようになって通っているそうです。

 

カフェの後は前回同僚ボタニカルガーデンに行きました。最近の仕事の状況、家族のこと、他のフランス人元同僚たちの近況などについて聞きました。

 

前夜の雨のおかげで水滴がきらめいていました。

 

 

Mは趣味でカメラをやっているので、私が写真を撮るために立ち止まることにも寛容です。最近はポートレートに挑戦しているそうです。

 

 

2年前に来た時は6月の頭で、写真を見返したら花はその時の方が多かったみたいです。特にルピナスとか。前回は温室にも入ったけど、今回はずっと外を歩き回りました。

 

 

 

 

 

 

最近読んでよかった本として、Mはイタリアの作家、Elena Ferranteの小説『My Brilliant Friend』を紹介してくれました。彼女はフランス語翻訳で読んで、最初からフランス語で書かれたのかと思うくらい自然で感動したそうです。(調べたら、『リラとわたし』という題名で日本語にも翻訳されていました。)そろそろ『Dune』が終わりそうなので、ZかMが勧めてくれた本を読んでみてもいいかもしれません。

 

Mは趣味や自分の関心ごとを追求するのとは別に、社会的正義についてけっこう考えている人で、今チャリティ団体で働いているのも偶然ではないんだなと感じる話も聞けました。次はロンドンのキューガーデンに行こう!と別れましたラブラブ(彼女のメンバーシップを使えば同行者も安く入れるそうです。)

 

ちょうちょ  ちょうちょ  ちょうちょ

 

この日のお昼は、泊めてくれているAとランチの予定でした。その前に、母から急遽シャンプーを頼まれたので郵便局に箱を買いに行きました。帰国後に対応することも考えたのですが煙橋で直接買ったほうが安かったり割引を使えたりするのでなんとかすることに。Aと合流後、ドラッグストアに行きシャンプーを購入。また郵便局に戻って送り出しました。税関のために内容品の登録が必要なのでちょっと時間がかかりましたが、郵便局はスタッフが多めで親切でした。

 

Aとは以前何度か行ったことがある、ギリシャ料理のファストフード店Gardeniaに行きました。軽いものを...と思ってファラフェルサラダを頼んだのに巨大なファラフェルが3つも載っていて、残せない性格だからお腹いっぱいになってしまいました

滝汗

 

イートインできる2階席

 

Aと別れた後、今度は次の待ち合わせのために時間を調整しつつうろうろ。写真に写っている看板のお店は閉店していました。

 

来る前に、バレエの先生からけっこう空き店舗が多いのよ...と聞いていましたが思ったほどではなかったです。泊めてもらっていた界隈では、不動産屋が一軒スリランカの食材/デリ屋に変わっていて、以前コインランドリーだった、しばらく何も入ってなかったところがハラル食料品店に変わっていました。これはどちらも良い変化だと思います。

 

 

中国人の元同僚Mは2年前に会った時よりも元気そうでした。でも話し始めると「仕事を辞めたい」と言い始めました爆  笑

 

彼女は私の前の職場で、無期限滞在許可を取れるまで頑張りました。その後転職したのですが仕事内容は慣れてしまえば単調でひたすら忙しい状況に嫌気が差しているそうです(トイレにも走っていくくらいだそう)。彼女もまたモーゲージを抱えているので、リモーゲージのタイミングまでは定職が必要でひとまず9月までは踏ん張るそうです。

 

公園Jesus Greenのベンチに座って話していました。

 

彼女はコロナ中は、大病をしたお母さんの近くにいるために一年のうち半年は中国からリモートで働いていました。今は週に一度は出勤しないとならず、ロンドンまで行くから片道2時間で大変だし、長期にわたって中国から働くことも許されなさそうだそうです。

 

彼女の不満の一端は、評価制度にもありそうです。上から勝手に割り当てられたクライアントを担当していて、クライアントによって手間がかかるけど儲けが少ないクライアントと、比較的手間がかからなくて儲けが大きいクライアントがあって、これは彼女の力ではどうにもならないことなのに、儲けが大きいクライアントを担当している人のほうが評価されやすいそうです。前職でも同じ問題があったのですが、すごく小柄なアジア人ということで悔しいけど舐められてしまうのかもしれませんむかつき 中国に行っている間に住まいを貸し出していたら、住んでいたカップルに小物を色々盗まれた話も聞きましたポーン Mは強いし簡単なことではへこたれないけど、ひどい人たちがいるものですムキー

 

最近はスカッシュでストレス発散しているようです。この日も夕方スカッシュをしに行く時間に合わせて別れました。次回は教えてもらいたいです。

 

川沿いにはボートクラブが並んでいます。

 

Mと別れた後は、川沿いを歩いてA宅に戻りました。途中、Tescoに寄ってチームへのお土産も購入しました。

 

川沿いのパブ。建物の反対側の屋外席が感じのよいところです。

 

公園Midsummer Commonの移動遊園地。

 

Stourbridge Commonの夕暮れ。

この辺りに元大家さんのボートハウスも泊ってます。

 

この晩は、Aとボーイフレンドが夕飯を作ってくれました。ボーイフレンドのMは2年前は1日一食の食生活を送っていましたが、今は回数を増やしたそうです。とはいえコロナ中に始まった、なるべく加工品を使わないという方針は変わっていないそうです。(AとMは一緒に住んでいるけどふだん食べるものは別々)

 

2人はこの9月にサルディーニャ島に移住予定ですが、イタリア人のMはいろいろな理由で英国籍を取るために今勉強中です。何気ない会話の途中に歴史のトリビアを織り交ぜてくるので「これももしかしてテストに出るの?」と聞くとたいていそうでした笑い泣き

 

2人は一軒家を借りているので、それなりに荷物が増えてしまっているように見えるし、近くにいたら引越し準備を手伝えるのにそれができなくて残念です。コンパクトに暮らしていた独り身の私でも、国を跨いだ引越しはそれなりに大変だったので、2人の引越しがスムーズに行くことを願うばかりです。Aはアレルギー持ちで自律神経が乱れやすいので特に心配です。