年金の手続きと、また映画鑑賞 | 地味な変わり者のひとりごと

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会話では聞き手に回りがち。
人は自分の話にはそれほど興味がないと気づいた。
でも自分のことを話したくなることもある、ということでブログを始めてみます。

あっという間に連休最終日になってしまいました。全然休みたりなくて、次の週末まで休みならいいのにと思います。

 

昨日は、午前のうちに長い散歩に行きお昼から勉強しようと思っていたのですが、机の片隅に後で内容を確認しようと放置していた手紙系が溜まっていたことを思い出し、先にそれを片付けよう!と手をつけたらとんでもなく時間がかかってしまいました。

 

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手紙の一つは年金関連でした。私は2021年からここの年金を支払っているものの、それ以前の期間について記録がないので、学生だったとか、他国で年金を納めていたとか、病気等で支払えなかったとか理由があるなら申告してくださいというもので、その申請に使うべきURLが書かれていたのでそこから申告を試みてみました。

 

質問の内容をひとつひとつ解読しながらなので時間がかかります。途中、日本の年金の記録を入力するためにねんきんネットで自分の情報を確認したら年号が使われていて、さらに「年度」という書き方をしているので、例えばXX年度3月はXX+1年を西暦に変換する必要があり、禿げるかと思いました。国籍と、日本での年金の記録については証明する書類の提出が必要なようで、これは、現時点では正直どこで申請できるどの書類がそれに該当するのか、確かな情報をどこで得られるのかもわからず...なので、書類については「後で提出する」を選んでひとまずネット上での申告は終えました。

 

英国での年金については、国と国の間での取り決めのためかこちらから書類を提出する必要はなさそうです(欧州の国々はそういう扱いの模様)。この、わからないことが多すぎる状況というのは非常にストレスで、まさに「禿げそうになる」感覚なのですが、事態を解決できない自分の無能さを直視しないといけないからキツイのかなと思いました。これだけで3時間半くらい費やしてしまいましたあせる

 

ヒヨコ  ヒヨコ  ヒヨコ

 

その後、短めの散歩に行き、語学の勉強を少しして気を落ち着かせ、夕方はまたSと映画を見にいくことにしていたのでバスに乗って出かけました。

 

金曜の晩に『One Life』を鑑賞した体験がとてもよかったので、Sから「前に観に行こうって言っていた『All of Us Strangers』もよかったら観に行こう」と連絡があり、この作品はもう公開からけっこう時間が経っていて、下手するとこの週末で終わりかもしれないから「日曜の夕方はどう?」ということになったのです。

 

金曜日にこちらの作品を選ばなかったのは、ここのところ気分が沈みがちでちょっとエモーショナルすぎる作品かもしれないと躊躇してしまったためでした。観て感じたことは...すべてがネタバレにつながってしまう気がするので書きませんが、予告編を見て、色彩、空気感、やりとりや音楽に惹かれるものがある人にはぜひ観てほしいです。

 

 

映画のあと、映画館のあるエリアに住んでいるSの友人がちょっと出てくるということで、私はズドーンとなっていたので最初はそのまま帰ろうと思っていたのですが、その友人が来るまでSと30分ほど待つうちに、そのまま彼女たちと一緒に食事をしようと思い直しました。この作品を見たからには、それが正解の行動のように思えたんです。

 

とても明るく話が面白いMさんと、お店を探して界隈をちょっと歩き、お店であれやこれやとおしゃべりしました。Mさんは広告代理店で働いているそうです。私は機密事項にうっかり触れることがないよう自分の仕事についてはなるべく話さないようにしていますが、Mさんもクライアントとの秘密保持契約に縛られて仕事をしているので、その部分で盛り上がりました爆  笑 あとは彼女の住まいのリノベーション計画や、文化の違い、イースター期間の食生活の乱れなどが話題にあがりました。

 

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月曜日の今日は、バナナブレッドに挑戦してみる予定だったのですが、バナナが熟し足りないという予想外の事態で、水曜の晩あたりに延期します。バナナはいつも黒くなる前に食べてしまうので、それ以降どんなスピードで熟していくのかをまったく把握していませんでした。

 

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Duneの本は3分の1くらい読み進んでいます。すごく興味深く感じるのが、ストーリーテリングの手法が本と映画とではまったく違う点です。起こる出来事はほぼ共通しているのですが、映画ではサプライズ、ショッキングな出来事として描かれていることが、本では予期されていたこととして描かれています。あとはやはり、多彩な登場人物がより詳しく描かれているので物語に厚みがあって面白いです。映画は「ポール」のお話という印象が強かったけど、本だとそこまでポールが中心の話ではなく感じます。

 

砂の惑星では水が非常に貴重なので、水をいかに管理するかが住民たちの生活の重要な一部です。資源が有限であることはどこでも同じだけど、一見豊かにあるように見えると有限であることを忘れて使いすぎてしまうのか...と考えました。私は正直主人公にはそこまで興味がなくて、ストーリーテリングのあり方と環境問題が(約60年前の作品で)どのように扱われているかに一番興味がある気がします。

 

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今年になって、The Holdovers、One Life、All of Us Strangersと泣ける映画をいくつか観ています。The Holdoversの時に、上映中は照明は消えていてもけっこう明るいので恥ずかしさがあり涙を拭えないと気づきました。ウールのニットなどは濡らしたくないし、流しっぱなしにするならよだれかけをつけるのがベストではないか...と考えたのですがまだ実行できていません。(大人用よだれかけは持っていません滝汗