復活と、バレエダンサーのドキュメンタリー | 地味な変わり者のひとりごと

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会話では聞き手に回りがち。
人は自分の話にはそれほど興味がないと気づいた。
でも自分のことを話したくなることもある、ということでブログを始めてみます。

復活しました。昨日の晩、寝る前にベッドの中でネットを見ていたらだいぶ温まってきて「ん、これはもしかして暑くなるかも?」とブランケットを一枚外しました。それはつまり寒気がなくなってきているということだろうな、と思いながら寝付き、目覚めたらだいぶスッキリしていました。

 

このように体調が悪くなることが滅多にないので記録として残しておくと、今回の風邪のようなものは、熱なし(最初の1、2日のみ微熱)、鼻水あり、関節のだるさ多少あり、咳なし、寒気大いにあり、食欲大いにあり、という感じでした滝汗

 

一番困ったのは、さすがにだるくて運動をできないので毎晩寝付くのに苦労したことです。運動をできる健康を維持しないと大変だ、と恐ろしくなりました。あとは運動が減った分スクリーンタイムが増えて、これも寝付きの悪さに影響していたと思います。易きに流れやすくて困ったものです。

 

ちょうちょ  ちょうちょ  ちょうちょ

 

そんなわけで、今朝は復活したのが嬉しくて珍しくストレッチと腹筋やプランクから一日を開始してみました。プランクの時間は5秒刻みで増やしてみていて、最近は1分25秒を3セットやっています。Instagramの動画で、背中のストレッチルーティーンを紹介してあるものを保存してあったので、やってみようと思ったけどもともとかなり柔らかい人でないとできないものでした。インプレッション数を稼ぐには見た目のインパクトがあるできる人をモデルにしたほうが良いのだろうけど、現実にはそのにたどり着く方法を知りたい人が大半なのでは?と思ってしまいました。

 

ちょうちょ  ちょうちょ  ちょうちょ

 

土曜日にやりたい&やらなければならないいろいろをやりながら、昨日の晩もチャットしていた煙橋のカラブリア人の元同僚/友人に「復活した!」と連絡したら、今度は向こうが風邪をひいたみたいですあせる 彼女の自転車Green Hornet号の調子が悪く最近は乗っていないという話を聞き、「ああ、引っ越して以来Valentina号にも乗ってないから様子を見ないと」と昨晩言ったのですが、今朝「Valentinaの様子を見ておいてよ」とリマインドされたので、ガレージに見に行きました。

 

屋内に置いていたので埃や蜘蛛の巣まみれになったりはしていませんでしたが、タイヤの空気が抜けてしまっていたので徒歩12分の職場まで押して行って、従業員用の空気入れを使ってきました。10ヶ月ほど乗っていなかったので、かなり空気が抜けていて、空気入れだけでかなりの上半身トレーニングになってしまいました滝汗 しかも手首が90度反るマズイ動きで、サポーターを付けていくべきでした笑い泣き

 

帰りは試運転として乗って帰ってきました。ブレーキがうるさいのでブレーキのタイミングを予測できるように加減して乗る必要があるもののスムーズにスピードが出る感覚が楽しくて、なぜこんな楽しいことを忘れていたんだろう?と思いました。いつものことなのですが、不安や恐怖と楽しさがあることだと、私は楽しさを先に忘れてしまうようです。今年はちゃんとValentinaちゃんに乗る機会を作らないと、と思いました。

 

サイズとデザイン的に、大人用ではななくユース向けのバイクと思われます。

 

先週末美術館に行ったせいか、美しいものや表現にもっと触れたいと感じて、今夜もまた映画を観に行ってきました。土曜の晩で良さそうな映画を探していたら、以前一度行った感じの良い小さな映画館で18時から、Becoming Giuliaというバレエ関連のドキュメンタリーをやっているのを見つけたのでそれを観に行くことにしました。予告編を見たら、イタリア語、英語、フランス語のチャンポンです滝汗 英語と(多少わかる)フランス語が入っているなら(多少わかる滝汗)現地語字幕でもなんとかなるか、と思いました。

 

映画は2022年の作品で、スイス・チューリヒのバレエ団で働くイタリア人ダンサーが産休・育休から戻り、母としての役割とダンサーとしてのアイデンティティを両立させようと奮闘する様子を捉えたものです。撮影が行われたのは2019年から20年にかけてのようでした。

 

リハーサルや舞台の様子もかなり映画内で使われていて、バレエ好きにはとても見応えがありました。映画に写っていた範囲だと、チューリヒバレエはモダン作品を多く演じていて、くるみのような定番作品も現代的に再解釈されたものを演っているのかな?という印象でした。衣装もカッコよかったです。

 

 

後半Cathy Marstonというイギリスの振付家が出てきます。彼女はGiuliaの感性を信頼していて、新作のアイディアを固めていく際に手伝ってほしいと声をかけたり、子供を産んだ後もバレエ界で自分の表現を追求し続けている同志として、個人的な絆をGiuliaと築いている様子が捉えられています。エンディングロールにはCathyが2023/2024年度からチューリヒバレエのディレクターになったとありました拍手

 

だいぶ後になって思い出しましたが、Cathy MarstonといえばThe Cellistという作品で知っていました。これは4年ほど前に初演された作品で、チェロ奏者のジャクリーヌ・デュ・プレの人生をモデルにしています。ロイヤルオペラハウスから各地の映画館にライブ中継される日に煙橋の映画館に観に行きました。動画はリハーサルの様子です。

 

 

それにしても、大陸の中のほうのマルチリンガルぶりはえぐいな...と思いました。Giuliaは家ではイタリア語、イタリア語話者の職場の人ともイタリア語、職場の館内放送や表示で使われているのはドイツ語、現地で使っているアプリなどもドイツ語、同僚の多くとのやりとりはフランス語か英語、振付家の一人とはスペイン語を喋ってましたお願い