どうでしょう！？
この空間
このテーブルのために
色やデザインを決めましたので
置いた瞬間から
空間全体がふわ〜っと華やぎました！
ディスプレイやコーディネートの依頼を受けた時に
最初に考えることは
クライアントがどういう目的で
私に依頼して来たのか？
その為にどういうことをすべきなのか？
自分を出すことの前に必ず考えます。
その為の下準備は入念に。
こちらのモデルハウス内の
ディスプレイ空間全ての家具、カウンターの
高さ、幅、奥行を採寸、
ノートにデッサン＆写真撮影。
自宅にいながらにして
作品や小物類を置いた時の雰囲気&バランス（これ大事！）を
つぶさにチェックできるようにするためです。
いつも必ずやっています。
お客様の動線もチェック。
↑玄関入って大きな吹き抜けの空間の次に
見えてくるのが、クラシックなメインダイニング。
その手前にシンメトリーに空いた空間が
差し込んでくる光に浮かび上がっています。
目に飛び込んでくる全ての花の色やテイストの統一感はもちろん、
空間に馴染むクラシカルで気品のある花にすること。。
そして今回のテーマであるイースターも意識して・・
そう思った時に、イースターらしいかわいいデザインや黄色は難しいと判断。
イースターのテーマカラーからこの空間に合った
紫をチョイスしました。
↑手前のシンメトリーに空いた空間には、
テーブル花と同じ花材で
バーティカルなデザインを置いて
空間に統一感と華やかさをプラスしました。
テーブルの向こうの窓から
明るい光が差し込んで
重厚な空間を軽やかにしています。
「この光を生かそう！」
最初に思ったことです。
なので、器やキャンドルスタンド、小物類を
クリスタル系にして、春〜初夏に似合う
透明感を意識しました。
ランナー＆キャンドルの色もパープル＆モーブで統一。
そして、営業マンがこのテーブルで
毎日お客様と打ち合わせをするので
もちろん、テーブルコーディネートはNGでしたが
（残念です〜）
迷惑にならないよう
花以外も控えめに。。
そして、一番大切に考えたのは
この空間を最初に見たお客様が
「このテーブル、このお花素敵！」(^^ゞと思う前に
「この家、この空間、お洒落、素敵！」と思って下さること。
それが販促につながる
ディスプレイだと思っています。。
そこに私のテイストを入れ込むわけです。
↑今回のイベントの総合プロデューサー、
サロネーゼ倶楽部のＫさんがお手伝いに来て下さいました！
最後までありがとうございました！
Ｋさんの向こうに見えるのが
先ほどのメインダイニング・・
そこから、キッチンに入ってくるのがお客様の動線です。
キッチンもダークグリーンの大理石のカウンターで
シックで高級感が漂います。。(^^ゞ
↓この大理石をクロスで隠すのは本末転倒。
色味と材質を生かしてこそコーディネート！
先ほどのメインダイニングに続いて花も同じ色合いで。。
食器のセッティングもマットにしました。
（実はたくさんのクロスやマット類を持ち込み、実際に試して決めたのですが・・(^_^;)）
イースターを意識して、大人っぽいウサギの器を置いて。
ナプキンも黄色や緑もありましたが、
透明感を意識してオーガンジーに♪
グラスの縁には「ぶら下がりウサギ」、
私にとって今年のイースターのお約束♪
↓カウンターのブルーがかったダークグリーンと
紫の花のグラデーションが
とても奇麗にマッチしました！
そう、ダイニングのテーブル花を除いた紫系のアレンジには全て
モーブカラーのイースターエッグを潜ませています！！
是非チェックしてみて下さい！
↑紫で大人っぽいですが・・
花材はチューリップ、スイートピー、ヒヤシンス、ムスカリ
アネモネ、フリージア、パンジー・・と
早春の花をメインに使い、イースターを意識しています。
↓そしてここから先の空間は、少しドレスダウンした空間になるので
黄色メインのイースターらしいディスプレイにしました！
そちらは、また改めてご紹介しましょう〜
私が担当しましたモデルハウスは
駒沢ハウジングギャラリー（都内最大級）の
東急ホームズさんです！（→ ＊＊＊）
コーディネートが終わった後、
営業マンが全員出て来て
「想像以上に素敵でびっくりしました！
この紫・・いいですね〜」と褒めて下さいました！
（社交辞令半分かも・・ですが。。(^_^;)）
今回のディスプレイは
MAGIQレーベル(ブランド）の東京堂さんも協賛して下さっているので
私が担当しました「暮らしの花歳時記」がこちらで
入手可能です！！
しかも！全６冊セット組されています！
このカウンターに設置しておりますが、なくなっていた場合は
係のものにお声掛け下されば、出してもらえます。。
今回の展示は今日、３月１８日（土）〜５月末までです！
ブログの小さな写真では細部までは伝わらないので
是非、実際にご覧頂けたら幸いです。
私のデザインは、間近で見てこその
「暮らしの中の花」・・
ぱっと見た華やかさやゴージャス感ではなく、
いつも身近に置いておきたい花・・
そうありたいと思っています・・
だからこそ、細部にまで拘っています・・
「神は細部に宿る」・・私の座右の銘です。。
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