ぱんとら!のオペラ☆レシピ!!-Lecipe de PANTORA!!- -6ページ目

ぱんとら!のオペラ☆レシピ!!-Lecipe de PANTORA!!-

現在、別ブログにて活動中。
こちらは動画付粗筋として検索される方のために残してあります。
椿姫・フィガロの動画つき粗筋はブログテーマからどうぞ^^



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パリ。


あれから数ヶ月がたちました。


既に何もかも売り払い、


ほんの少ししか家具が残っていないサロンで


ヴィオレッタは床に伏しています。


横ではアンニーナが看病疲れでうつらうつらしています。


そこにグランヴィール医師が往診にやってきます。


『きっと治りますから。気を確かに』


『お見捨てなさらないでね……』


しかし、こっそりと病状を聞くアンニーナに、彼は


『もう、いくばくも持たないでしょう』


と告げて、去っていきます。


ヴィオレッタは今日がカーニヴァルだと聞くと、


少しばかり残っているお金を寄付してくるようにと


アンニーナに告げ外出させると、ジェルモンからの手紙を読みます。


男爵との決闘、アルフレードは外国に行ったこと、全てを告げたこと、


もうすぐそちらに訊ねるだろうから、元気を出してください、と。


『遅すぎる……!!』


彼女はつぶやきます。


もうこの手紙がきたのはずっと前のこと、


彼女はこの手紙を希望にして生きているようなものなのです。




『さようなら、過ぎ去った過去の幸せ……


もう全てが、全てが、終わりだわ……』



そこへアンニーナが駆け込んできます。


その喜びにあふれた慌てぶりに、ヴィオレッタが身を起こすと


アルフレードが部屋に飛び込んできます。


喜びのあまり強く抱擁しますが、


病気のため身体が持たなく、すぐにくず折れます。


アルフレードが優しく『パリで共に幸せに暮らそう』といい、


ヴィオレッタも頷き、幸せにひたります。


ヴィオレッタは一緒に外に出かける準備をしますが、


服がどうしても着る事が出来ないほど、体力がなくなっていました。


アンニーナを医者の下へ使いを出します。


『お医者に伝えて、アルフレードが帰ってきたって、


もっともっと生きたいって!!』


そこへジェルモンも訊ねてきました。


ヴィオレッタにひざまずき、自分のした事の結末を見て悔います。


寝床に横たわったヴィオレッタは、


アルフレードに自分の健康だった時の


絵姿の入ったロケットを差し出します。



『元気な恋人を、次は見つけてね。


でも、時々は、こんな女もいたのだと思い出してね』



アルフレードが受け取り、皆がそれぞれの思いに沈んでいると、


ヴィオレッタは不意に


『不思議だわ……』


と表情を明るくして立ち上がります。


もう、そんな体力は残っていないはずなのに、


彼女は立ち上がって大きく叫びます。




「私の中に大きな力が……不思議な力があふれて、


もっともっと生きていられる!!




ああ、嬉しいわ……!!」





そして、彼女は皆の見守る中、


アルフレードの腕の中にくず折れて


息を引き取りました。





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これで最後、怒涛のかけこみでしたが、


椿姫の、あらすじでした。




言葉では言い表せないのが、音楽の迫力です。


CDでは聞けないのが、演技の迫力です。


DVDで感じられないのが、全てが直の音で


耳に聴こえてくるライブの迫力です。




ぜひ、どの公演でもOKなので、


生の舞台を見に行ってください!!


もちろん、明日来て下されば、とっても嬉しいです(笑




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ヴィオレッタが待つホールに、


アルフレードが怒気をはらんで入ってきます。


ヴィオレッタは、


『あなたの命が失われることが怖い、


すぐにこの場から去ってください』


と彼に忠告します。


しかしアルフレードは


『ならば一緒に来てほしい!』


と詰め寄りますが、出来ない、と彼女はいいます。


誰がそんなことをさせるんだというアルフレードですが、


『ジェルモンが』というわけにはいきません。


アルフレードの幸せとジェルモンとの約束が


彼女に『愛しているが故の嘘』を言うことを強制します。


なので、『ドゥフォール男爵が?愛してるのか?』という問いに


『Si (そうよ)。もちろん、愛しているわ』と答えてしまいます。


とうとう切れたアルフレードが皆をホールに呼びつけます。


『この女が出した金で、惨めな僕は暮らしていた。


でもまだ間に合う!!


皆を証人として、今その借りを返そう!!』


と、大勢の前で、アルフレードは


彼女の顔に札束を投げつけます。


札が舞うなか、あまりのことにヴィオレッタは失神し、


皆がアルフレードを罵倒するなか、


駆けつけたジェルモンが


『婦人にこんな侮辱をするとは…!!


私の息子はいったいどこにいったのだ?』


と、静かに叱りつけます。


アルフレードは項垂れて冷静になり、


なんて馬鹿な事をしたのだと、頭を抱えます。


気をとり戻したヴィオレッタに、皆は


『元気をだして、皆が貴女の悲しみを感じているのだから』


と励まします。


そんな中、男爵は、アルフレードに決闘を誓い。


ジェルモンは、『今ここでは真実はいえない』と苦しみ。


ヴィオレッタは、アルフレードには聞こえない声で、語りかけます。




『貴方はいつか知るでしょう、私がどんなに貴女を愛しているかを』





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この舞踏会のシーンは息もつかせぬ展開です。


ヴィオレッタとアルフレードの緊張した関係。


社交界の人々の人間関係。


特に、ヴィオレッタとアルフレードの二重唱は


短いながらも緊張感あふれる二重唱で


狂おしい二つのまっすぐな愛がすれ違わざるを得ない


という、激しい葛藤を


音楽が素晴らしくはっきりとあらわしており、


思い出すだけで涙が出てきます。


うわ、やばい、またうちながら涙が出てきました。


ぜひ、このシーンは観ていただきたいです!!



2幕はここで終わり。


次は、3幕に参ります!!



二幕の二つ目の舞台は、フローラのサロンです。



合唱の部分を省いた演出になったので、


あらすじもそうなる事をご了承ください^^;



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サロンの主であるフローラは、伯爵と医師に今日の舞踏会には


ヴィオレッタとアルフレードも呼んだのよ?といいますが、


伯爵は『彼らは別れたはずだよ。彼女は男爵と来る』


といって二人を驚かせます。


医師が今朝はあんなに仲が良さそうだったのに……と


いぶかしがっているところに


アルフレードが飛び込んできます。


フローラがヴィオレッタは?と訊ねても


『知らないね』といいます。


周りは落ち着いたものだ、そうかと頷いて、


彼を中心に賭けを始めます。


そこへ、本当にヴィオレッタは男爵と腕を組みやってきます。


フローラは「みながお待ちかねの人がきたわね」と出迎えますが、


男爵がすぐにアルフレードを発見し、彼女に口止めをします。


あるふれーどが来るとは思っても見なかったヴィオレッタは


「なぜ迂闊にこの場に来てしまったの?!神様どうかお慈悲を!」


と心の中で叫びます。


フローラがヴィオレッタにこの新しいニュースを


詳しく聞きだそうと話しかけている間にも


賭けはアルフレードの勝ちが続いていきました。


「愛を失った男には掛け運がつくんだ。


この金をもって別荘暮らしを楽しむとするさ」


「一人で?」とフローラが聞くと


「いや、俺を裏切って逃げた女と!」


社交界では多少の冗談は流せても、


ここまではっきりとした言葉は忌避されるので、


その場に緊張が走ります。


男爵が「私も挑戦しますかな」と


アルフレードと対戦を始めます。


やはりアルフレードはどんどんと勝ち、場は熱狂していきます


「別荘暮らしのお金は、男爵が払うことになりそうね!!」


とフローラが冗談をいって場を紛らわそうとし、続いて


食事の支度ができたからどうぞ、と皆を食堂へ促します。


移動する中、男爵とアルフレードは再戦を誓い、ホールを後にします。


そのとき、ヴィオレッタはフローラにお願いをしていたのでした。



アルフレードに、


落ち着いたらこのホールに一人で来て欲しい、と。



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ジェルモンが去った後、ヴィオレッタは


涙を流しながら、二通の手紙を書きます。


一通は、パリへの手紙。


驚いたアンニーナに何もいわずにこれを出して、といって渡します。


もう一通を書き終わった時に、


アルフレードが帰ってきます。


「何で泣いているの?」


と訊ねるその腕を解いて、アルフレードの語りかけます。


「私を愛して、アルフレード。


私も貴方をとても愛している」


と告げ、書いた手紙をもち、外に去っていきます。


アルフレードがゆったりしていると、


農夫がヴィオレッタからの手紙を持ってきます。


なぜかいやな予感がするアルフレードが


勇気を出せ!と手紙を読むと、そこには


別れの言葉がつづられていました。


そこへジェルモンが現れ、アルフレードに


「あのプロヴァンスの地を思い出してくれ」


(先にあげた動画のアリアです。美しいバリトンのアリアです)


とアルフレードに郷愁をこめて語りかけますが、


アルフレードは怒りに震えて聞きいれません。


ヴィオレッタへの復讐を誓い、昔の愛人である


ドゥフォール男爵のところへ向かったと思い、


机の上に放ってあった、フローラからの


仮面舞踏会の誘いの手紙を見つけ、


ジェルモンの制止を振り切って屋敷を飛び出します。



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では、2幕から再開です~!!


現在リブレットが手元に無いためにうろ覚えで書きますが、


大体の筋はこんなものだということでご参照ください!



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入ってきた男性は、アルフレードの父親ジェルモンです。


彼はアルフレードとヴィオレッタの仲を裂きにきたので、


しょっぱなから


「人の金でずいぶんと豪華な家にお住みですな」


と嫌味全開です。


ヴィオレッタが失礼な!と怒りながらも、証明するために


自分の家財を売った明細書(?)をジェルモンに差し出します。


そんなことをしてまでとは!と考え直したジェルモンは、


多少優しい口調になってあることを語り始めます。


「私は息子と娘という天使を天から授かりました。


娘は婚約をしていたのですが、向こうの家が


アルフレードが貴女と別れない限り、


婚約は解消だといってきたのです。


彼女を悲しませないために


どうかアルフレードと別れていただきたい」


その言葉にヴィオレッタは


「ならば少しの間は…さびしいですが……」


と譲歩したのですが、ジェルモンは


「いえ、それ以上を」


と言い切り、永遠の別れを切り出します。


ヴィオレッタは


「貴方は知らないのです、自分の命が


もうわずかしかないこの時に授かった幸せを。


どんなにアルフレードを愛しているかを!!」


しかしジェルモンは家族の平穏の為、


彼らを別れさせることを決意いるので、


見目麗しい婦人が美しい若い時が過ぎるとどうなるか、


と次々ときつい言葉を投げかけます。


ヴィオレッタもわかってますと頷き、


「娘さんにするように抱いてください」


といってジェルモンの抱擁を受け」、手紙を書き始めます。


「貴方はこれから……?」という言葉に


「私は死にます……!」


と苦しい胸のうちを吐き出すように唸ります。


「いや、貴方は楽しく生きなければならない!」


そういうジェルモンは、とっても矛盾しているようです。


しかし、彼も悪人というわけではないのです。


勝手な人という評もありますが、


ジェルモンの側から見ると


『高級娼婦にたぶらかされた息子を取り戻しに来た。』


『驚いたことに、これは本当の愛だった。』


『しかし、家族の平穏を取り戻すには、

彼女に苦しんでもらうより他に無い』


多分、彼も実情を知って、苦しんでいるのだと思います。


ただ、何を第一に優先させるかなのでしょう。


彼の場合は、他人の幸せよりも、家族の平穏なのです。


「どうかこういう女がいたことを覚えておいてほしい」


ヴィオレッタはアルフレードから離れる約束をし、


ここを離れるようにいいます。


ジェルモンは、全てにうなづき、屋敷を離れます。



凄まじいやりとりの二重唱です。


涙なしには、この場面を見れません。


今回の稽古でも、何度も涙がでてきて、こらえていました。


実はこれを打ちながらもこらえていたり^^;



さて、それは次にも続きます。



アルフレードが、帰ってきます。



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