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パリ。
あれから数ヶ月がたちました。
既に何もかも売り払い、
ほんの少ししか家具が残っていないサロンで
ヴィオレッタは床に伏しています。
横ではアンニーナが看病疲れでうつらうつらしています。
そこにグランヴィール医師が往診にやってきます。
『きっと治りますから。気を確かに』
『お見捨てなさらないでね……』
しかし、こっそりと病状を聞くアンニーナに、彼は
『もう、いくばくも持たないでしょう』
と告げて、去っていきます。
ヴィオレッタは今日がカーニヴァルだと聞くと、
少しばかり残っているお金を寄付してくるようにと
アンニーナに告げ外出させると、ジェルモンからの手紙を読みます。
男爵との決闘、アルフレードは外国に行ったこと、全てを告げたこと、
もうすぐそちらに訊ねるだろうから、元気を出してください、と。
『遅すぎる……!!』
彼女はつぶやきます。
もうこの手紙がきたのはずっと前のこと、
彼女はこの手紙を希望にして生きているようなものなのです。
『さようなら、過ぎ去った過去の幸せ……
もう全てが、全てが、終わりだわ……』
そこへアンニーナが駆け込んできます。
その喜びにあふれた慌てぶりに、ヴィオレッタが身を起こすと
アルフレードが部屋に飛び込んできます。
喜びのあまり強く抱擁しますが、
病気のため身体が持たなく、すぐにくず折れます。
アルフレードが優しく『パリで共に幸せに暮らそう』といい、
ヴィオレッタも頷き、幸せにひたります。
ヴィオレッタは一緒に外に出かける準備をしますが、
服がどうしても着る事が出来ないほど、体力がなくなっていました。
アンニーナを医者の下へ使いを出します。
『お医者に伝えて、アルフレードが帰ってきたって、
もっともっと生きたいって!!』
そこへジェルモンも訊ねてきました。
ヴィオレッタにひざまずき、自分のした事の結末を見て悔います。
寝床に横たわったヴィオレッタは、
アルフレードに自分の健康だった時の
絵姿の入ったロケットを差し出します。
『元気な恋人を、次は見つけてね。
でも、時々は、こんな女もいたのだと思い出してね』
アルフレードが受け取り、皆がそれぞれの思いに沈んでいると、
ヴィオレッタは不意に
『不思議だわ……』
と表情を明るくして立ち上がります。
もう、そんな体力は残っていないはずなのに、
彼女は立ち上がって大きく叫びます。
「私の中に大きな力が……不思議な力があふれて、
もっともっと生きていられる!!
ああ、嬉しいわ……!!」
そして、彼女は皆の見守る中、
アルフレードの腕の中にくず折れて
息を引き取りました。
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これで最後、怒涛のかけこみでしたが、
椿姫の、あらすじでした。
言葉では言い表せないのが、音楽の迫力です。
CDでは聞けないのが、演技の迫力です。
DVDで感じられないのが、全てが直の音で
耳に聴こえてくるライブの迫力です。
ぜひ、どの公演でもOKなので、
生の舞台を見に行ってください!!
もちろん、明日来て下されば、とっても嬉しいです(笑