入院以降、漫画や小説をよく読んでいます。
ここ数年、こんな時間を取る気にさえならなかった。
今、なんて豊かで贅沢な時間だと感じています。
東京で頑張っている長女のまーちんが、送ってくれた川上未映子さんの2冊。
「すべて真夜中の恋人たち」
淡々と他人事のように読み進めていましたが、ある瞬間から感情が怒涛のように迫ってきて抉られ、涙が止まらなくなりました。
とても良かったです。
映画化され、カンヌ映画祭の「ある視点」部門正式出品作品になっています。一般公開は秋。
あまり派手でないこの話がどう映画化されているのかも気になります。
「きみは赤ちゃん」
川上未映子さん自身の出産を描いたエッセイです。
まーちんはこれを読んで、「子どもを産んで育てるってすごく大変なことなんだね、絶対無理!」と言っていました![]()
これもまた、あるスイッチが入った時から一気に感情を深掘りされる感覚がありました。
川上未映子さん、もっと読みたいです。
そしてこれは友達が持ってきてくれた、実は私が大好きな漫画です。
「四月は君の嘘」
ある出来事からピアノを弾けなくなってしまった天才ピアニストの男の子。彼のもとに突然現れた自由奔放なヴァイオリニストの女の子。
それぞれの抱えている苦しみが繊細に丁寧に美しく響いてくる切ない話です。
久しぶりで喜んだものの、実はなかなか手をつけられませんでした。
なぜなら病院のベッドの上で平静を保って過ごせる気がしなかったから。
意を決して読み始めると、一日かけて一気に最終巻へ。
案の定、各所でいちいち号泣です。
ベッドはカーテンで囲われているとはいえ、看護師さんやリハビリの先生が、「ゆきりんさーん」と、突然現れること多々あり。
さすがに漫画読んで泣いているとは思われたくない💦
ビクビクしながら、時には声を殺してしゃくり上げ、人の気配がしては、悪いことしてるわけじゃないのに漫画を隠し
、平静を装うのでした。
音楽家の二人の話ですから、気分を盛り上げるため、作中に出てくる曲はスマホで同時進行で聴きながら読んでこだわりました。
いや、ヒマでよかった。
存分に楽しみましたよー。
幸せだー![]()
ちなみに今は、入院中からスマホでコツコツ読み進めている「ゴールデンカムイ」が最高に面白いです。
ついに佳境に入ってきました。
無料で読める分が限られているので、もう残りを買ってしまうか、いや大事に少しずつ楽しむのか悩んでいます。


