おはようございます!
こちらは現在13度。朝晩は寒いです。
今日は先週末に行われた「入団の儀式」について書きたいと思います。
スウェーデンには900以上のチームがあり、
毎年多くの選手が移籍・引退します。
各チーム大体半分ぐらいの選手が入れ替わるのが普通です。
私たちのチームも、5人が引退、4人が他のチームへ移籍しました。
そして新しく9人の選手が入って来ました。
チームはいつもリーグ戦が始まる前に、
「入団の儀式」と称したイベントを開催します。
これは新しい選手たちをチームに歓迎するパーティーのようなものなのですが、
実際は「長くいる選手たちが新しい選手たちに恥ずかしいことをさせて楽しむ」という悪質なイベントなのです。
私は昨シーズンIBF Dalenに入団したので、
ちょうど1年ほど前にやりました。
今年は2年目なので、
新しい選手たちが行う罰ゲームのようなものを見てただただ楽しむ側になりました。
実際に新しい選手たちがどんなことをするかと言うと、
まず指定された衣装を身につけ集合。
例えば、
・休日のおじさん
・スーパーヒーロー
・オバケ
などなど。
そしてそこから街に出て、いくつかのミッションをクリアしなければなりません。
これが相当悪質。
例えば、
・H&Mに行って洋服を試着をし、キャットウォークする
・ヨーグルトを手を使わないで食べる
・ピクルスを大瓶1瓶食べる
・薬局へ行き、コンドームの使い方を聞く
・スーパーで知らない人にポテトチップスを買ってもらう
・SSLの選手を見つけ、サインをもらう(これはウメオだからできること!)
などなど。
これを全てビデオに撮り、ベテラン勢に送らなければなりません。
ベテラン勢はビデオが送られて来るのを待ちながら飲んだり食べたり。(この日ばかりはアルコール解禁)
これら街でのミッションが終わったら、今度は広場でゲーム大会。
腕立て対決やチームメイトに関するクイズ大会、股に挟んだキュウリで輪っかを運ぶゲーム(下ネタ)、チームメイトがお尻につけた風船を割るゲーム(同じく下ネタ)等を行いました。
「笑う側に行きたいから、来年もチームに残れるように頑張る」というモチベーションになっていたりいなかったり…
この後は場所をチームメイト宅へ移し、本格的なパーティー!
夕食はどデカイピザでした。
サイズ感が伝わりにくいですが、これで4〜5人前です。2スライス食べたらお腹いっぱい。
新しい選手たちはもうミッション全部終わったと思っていたと思いますが、
ここから更に3つのミッションがありました。
新しい選手たち、本当にお疲れ様でした。
ちなみに昨シーズンのSSLのチームの方は、
あの世界一の悪臭で有名なsurströmming(シュールストロミング、塩漬けのニシンの缶詰)の缶の中の液体をショットグラスに入れて飲まされたそうです。
本当に何でも有りな「入団の儀式」
チームビルディングになっているのかは謎ですが、
毎年コーチ公認で行われています。