想定以上の人数がいらっしゃったカラオケ食堂

 

いつもはいないはずの酔っ払いも混じっていて

 

先客の彼は

 

私のいつものカンター席の隣に陣取ってひとり、焼酎を飲んでいた

 

彼を含めて男性陣は全員

 

私から見れば4歳から9歳先輩だと分かった

 

9歳年上の彼は人が歌っているのに

 

焼酎臭い息で私に話しかけてくる

 

声を出さずに頷くだけの私に

 

「黙ってないで声を出せやあ」と半ば怒り気味に仰る

 

人が歌ってると手真似で合図するんだがお構いなしで話しかける

 

ママが引き取って話し相手になってくれて難を逃れた

 

そんな彼は

 

私の最後の歌「おまえに」を黙って聞いていて

 

ママに「ホント、この歳になったら、そばにいてくれる人が欲しいよ」と

 

それを聞いた私は

 

私の拙い歌でも

 

そういう感傷に浸ってくれるんだとちょっぴり嬉しくなった

 

この歌にはそんな力があるんだねえ

 

よしっ!

 

今後の発表会でもこの歌を歌い続けようと思った

 

それに備えてこれからもカラオケ食堂などで歌い続ければ

 

少しは上達するんではないかい?

 

ダメかなあ

 

写真は本文とは無関係です

 

今日も明日も皆さんとご一緒に幸せな時間を過ごせますように