海外在住の音楽家から聞いた話。
ミュージカル映画の名作に忠実に沿ったミュージカルで演奏してると。
終演時は毎回拍手喝采、スタンディングオベーションなんだそうです
演奏している側からしたら、
「只々オリジナルに忠実なだけで、特に難しい曲があるというわけではないんだけど」
とのこと。他のコンサートやオペラ、ミュージカルでの演奏の方が難易度が高かったりするそうです。兎にも角にも大人気でそのチケットは、入手困難なんだとか。
雨に唄えば Singing in the rain は、一度は耳にしたこともある方は多い有名なメロディ。あの名作映画のミュージカル版。オリジナルが素晴らしいと、同じものをミュージカルで観たい、聴きたい。演出家のオリジナリティを出す演出は邪魔。
この演出家は、オリジナリティを出さないことで、観客が喜び、愉しむ大人気の演目に仕上げた。結果、名作を大事にしてファンにとって最高の演出をしたということなんでしょうね。
日本でミュージカルの生演奏は稀ですが欧米では、生演奏が主流です。