父の笑顔の写真を見ている


父が私と一緒で


笑っている写真を見ている


私と会うときは


いつも笑顔でいてくれたけど




笑顔でいれたのだろうか




なくした痛みを


他人に優しくすることで


埋めようとしている私は




本当

は遅かったけど



大事な今を

忘れないでいたい




その手は

とても 柔らかくて 温かくて

きっと 昔とちっとも 変わってなくて

僕たちの隙間を

優しく埋めた


その涙は

一度目は 怖くて 少し戸惑った

でも 二度目の涙は

羨ましくて 微笑ましくて

とても 愛しかった


その声も

もう 頭の中で しか 

聞こえなくって

いつか 全て

消えてしまう のかな


聞きたいことは沢山あった

話したいことは沢山あった

行きたい場所は沢山あった


あなたと 喧嘩 したかった

みんなみたいに


終わりは

冷たくて

温かくて


悔しくて

ひどく

愛しかった


忘れたくない










一つの声が

懐かしく鳴り響いて

いろんなことを

結びつけてくれたのでしょうか


沢山の

本当に沢山の汚い感情が

素直で単純で

愛おしく思えてくる


本当は求めるものは一つでなくてはいけない


それはとっても不器用で



僕はどこまでいっても

曖昧で

居場所を探しつづけている


そんな悲しくも愛おしい人間でありたい