さ ぶ い | フロリダ(タンパベイエリア)より

フロリダ(タンパベイエリア)より

アメリカフロリダ州タンパベイエリアでの生活記です。

ここ数日のフロリダは異様に寒いペンギンんです(フロリダにしては)。

最高気温も華氏で50度台、最低気温は32度(摂氏0度)ギリギリです。

例年2、3度はそういう日もあるのですが、今回は1週間近く連日この寒さ、ということで州知事も非常事態宣言を出したそうな。主に霜によるイチゴや柑橘類などの農作物の被害の救済が目的らしいですが、地域の児童館のような施設を特別に夜間ホームレスの人々の避難所として開放したり、ここよりも冷え込みが厳しく、夜間や早朝の気温が氷点下まで下がっている州の北部では学校の暖房が追いつかないために休校になったりしているらしいです。

寒冷地にお住まいの方々には信じられないかも知れませんが、フロリダの建物の中って、いざ寒波が来ると体感温度が低いんですよね。大体において冷房がメインの空調システム(吹き出し口は天井、あるいは天井に近い壁面にある)から、主に電気を熱源とした生暖かい温風が出てくるんですが、ご存知の通り暖かい空気は上昇しますから、シーリングファンなどのない部屋では足寒頭熱そのものです(例:職場の自分のオフィス)。

フロリダの家は、夏はガンガン冷房するから断熱もしっかりしているんだろうと思っていたけれど、なんせもともともの電気代のレートが低いので、同じ家にこれから10年スパンで住まない限り(あるいはオイルショックのようなエネルギー危機が再来しない限り)、断熱材を多く入れたり、窓を2重・3重サッシに入れ替えたりしても元が取れないんですねえ。家を売るにしても、このあたりのマーケットで買い手が重視するのはやはりgraniteのカウンタートップとか、ステンレスの家電とか、カーペットではなくフローリングの床とかいったもので、エネルギー効率の良し悪しを気にする人は少数派みたいです(コンロがガスじゃないとイヤ、という人は結構いますけど)。

うちは幸い都市ガスが来ているので、オーブンとコンロ、衣類乾燥機、温水器、そして暖房はガスのお世話になってます。でもこのあたりはオール電化のサブディビジョンも多く、そういう所ではこのような寒波が来ると夏の冷房以上に電気代がかさむがま口財布らしいです(水温の上がる夏と違って、空気も水も両方余計に温めないといけないですからね)。大きな家で屋外のホットタブを稼動していたりすると、電気代だけで月に1000ドル超とか普通らしいです。

でもこの寒波、マナティーを見るには最高ですよ。発電所の排水路や自然泉の周囲は水温が比較的高いので、そういうところに群がっています。年末に遊びに来ていた親類も、しっかりマナティーを観察できて満足できたようです。