須崎公園の裏にある、福岡県立美術館に行ってきました。目的は「モーリス・ユトリロ」の絵を観る事。
この人は恵まれた人生を送っておらず(お金じゃなくて人間関係)15歳にして酒に溺れるという筋金入りのアル中らしい。そういった彼のバックボーンを踏まえた上で彼の絵を観ると、なんとも寂しいモンマルトルの街が見えてきます。特に白の時代と呼ばれる売れてない時期の絵が凄くて、この独特の白を作る為に漆喰や卵の殻、さらには鳥の糞まで混ぜていたそうです。
ユトリロの白は寂しげでした。小さな頃から親に構ってもらえず、酒を飲みながら寂しさを紛らわす為に白を塗りつぶしていったんだろうな。そんな圧迫感のある絵が、後期のカラフルな絵よりも好きでした。