ただただ変わらないのは
変わらないでと願うは
私の中であなたが
輝いてるってこと
その輝きは
鏡を見る目から
黒目を失わせて
立ち眩みをおこして
意識を吸い取って
食べ吐きを止めない動機にも
切り続ける動機にも
なってくれる唯一で
離れようが寄り添おうが
あなたが私の理由
忘れられなくしてください
あなたを知らない私が
この先いないように
消えない傷をください
私はあなたから独りなことを
忘れないように
溶けさせてください
一度だけ








みんなに等しく優しい
あなたが憎い
傷つけて忘れぬように
きっとあなたの中は綺麗








腕や太ももの内側から
赤い血が出るのを見るとき
吐くたび胃が収縮して痛むとき
嬉しくて楽しくて笑う
自分が好きでたまらなくなる
他人に卑下されぬよう
卑下されても笑えるよう
始めから自分で自分を
低めて見下して
こんな体ができた
いつの間にか
他人に卑下されることを
望むようになった
誰かを卑下しないように
優越感を持たないよう
潰してほしかった
でも卑下されるたび
劣等感が膨れ上がり
優越感は比例し
だから今
誰にも卑下されぬよう
誰も何も言えぬよう
肉を削りたい
傷だらけになりたい
声を失くしたい
食べることは汚い
綺麗な肌は要らない
笑うことは罪
わかってわかって呑んで