愛されたいと涙を浮かべて夜道を歩くためにそんな自分に酔うためにそんな気分のためだけに私は私を裏切るのか。私は幸せになりたくないんだろうかと思う。時々どうして私は誰かじゃないんだろうと悲しくなる。時々どうして誰かが何を考えているのか見えないんだろうって分離する。私は見た目や性だけじゃなくて存在を見て愛してほしい。そうなのに、いやだからこそなのか、わたしはそれらを散らかす晒す。自分が自分じゃないみたいで悲しい、この感覚を誰かに解ってほしい。厚かましいだろうか、ただただやっぱり我が儘だろうか、それならそこまで笑って許されたい、だって私は存在で愛されたい。どうして私は服なら簡単に脱げるのに、いや服を簡単に脱げば脱ぐほど、私の何かは際立ち私の何かはまた一枚着込む。違う違う全部違う。どうしてどーして。あぁ。世の中にいる人がみんな村野さんや新崎さん、ルイやアヤや早希やマユだったら私は一生期待も傷つきもしないのに。