鏡を見るたび、同じ場所にある線。
保湿しても、丁寧にケアしても、なぜか存在感が変わらない。
「これって、もうどうにもならないシワなのかな」
そんなふうに感じ始めたのは、ある日を境に“戻らない感覚”がはっきりしてきたからでした。
今回は、乾燥小ジワとは違うと感じた瞬間から、これ以上ひどくしたくないと思うようになるまでの気持ちを、正直に整理してみます。
乾燥小ジワとは違うと感じた瞬間
最初は、これまでと同じように考えていました。
「乾燥しているだけ」「しっかり潤せばそのうち目立たなくなる」と。
でも、いくら保湿しても、肌がしっとりしても、その線はそこにある。
表面がふっくらしても、奥に残っているような感覚が消えない。
乾燥小ジワなら、スキンケアのあとに少し薄くなる。
でもこの線は、ケア直後でも形が変わらない。
その違いに気づいたとき、「今までとは種類が違うかもしれない」と感じました。
眉間・おでこ・ほうれい線が気になり始めた話
特に気になり始めたのは、表情をよく使う部分でした。
考え事をすると寄りがちな眉間。
驚いたり話したりすると動くおでこ。
笑ったあとに残りやすいほうれい線。
どれも昔から動かしてきた場所なのに、最近は無表情でも線がうっすら見える。
一度気になると、同じ場所ばかり目に入るようになります。
「前からあった?」と自分に聞いても、はっきり思い出せない。
でも、“今は気になる”という事実だけが残りました。
シワ用の化粧品を使っても変わらなかった経験
気になり始めてから、シワ用と書かれた化粧品を試したこともあります。
いつものケアより少し丁寧に、量も気持ち多めに。
使っている間、肌の調子が悪くなることはありませんでした。
でも、シワそのものが薄くなった実感は正直ありません。
「効いていないわけじゃないかもしれない」
そう思おうとしても、鏡を見ると同じ場所に同じ線がある。
このとき初めて、「塗るだけでは届かない何かがあるのかもしれない」と感じました。
「このシワ、手ごわい」と思ったきっかけ
決定的だったのは、時間が経っても印象が変わらなかったことです。
数日、数週間ケアを続けても、線の存在感はほぼ同じ。
メイクで隠しても、光の当たり方で浮かび上がる。
表情を戻しても、完全には消えない。
「一時的な不調じゃない」
そう思った瞬間、このシワは今まで経験してきたものより手ごわい、と感じました。
今までのケアで足りなかった気がした理由
ここで初めて、これまでのケアを振り返るようになりました。
乾燥対策はしていたけれど、年齢による変化や、肌の弾力まで意識していただろうか。
化粧水とクリームだけで安心していたけれど、
肌そのものの状態が変わってきているなら、同じ方法のままでいいはずがない。
「ちゃんとケアしているつもり」だっただけで、
今の肌に合ったケアにはなっていなかったのかもしれない。
そう感じ始めたことで、考え方が少し変わりました。
これ以上ひどくしたくないと思った本音
正直なところ、「消したい」というより「これ以上進ませたくない」という気持ちのほうが強いです。
今あるシワが、さらに深く刻まれてしまうのは避けたい。
完全に元に戻らなくてもいい。
でも、今の状態をキープできたら、それだけで十分かもしれない。
そう思うようになってから、焦りは少し減りました。
深いシワに気づいた今は、落ち込むよりも、向き合い方を変えるタイミング。
「もう治らない」と決めつける前に、
これからの肌をどう扱っていくかを考える段階に来ているのだと、今は感じています。
