生きてる。 | FLOAT JAM official blog 「BLOGGER HUSTLE」Powered by Ameba

生きてる。

太陽が出ていると「今日も暑いなー!嫌だな~出かけたくないな~!」とか言っちゃうけど、
久々に雨の中チャリで走って、太陽が出てないと外はこんなにも暗くて寒い物なんだと思った。
そして、雨は心に染みる程冷たいんだって事を思い出した。

風邪ひいたりするから、普段は傘さしたりするのは当然だけど、
傘をささない事で逆に今を生きてるんだなって事を実感。

しかも雨風がビュービューいってる中、自転車で走っている僕を見て
車に乗る人や傘をさして歩く人は冷ややかな視線だった(笑

まぁそりゃそうだよな、台風だし。実際指差して笑っている人も居たよ。
恐らく「この大雨の中、普通自転車で出かけるか?」って話してたんだろう。

そんな視線を送る人達に逆に「雨、超気持ち良いんだぜ!あんたもどうだ?」って表情を送ってやった。
こんなの俺にとっちゃ何の問題でもないって位にガムを噛んだ。実際問題気持ち良い事は確かだし。

こんな日に自転車で出かけると必ず思い出すのは宮沢賢治さんの詩だ。
小学二年の時に習った雨ニモマケズ。
今でもこう言う気持ちを持てる人間になりたいと思ってる。


それはそうと、明日PUNCHのMIXTAPE「SB」のNEW COLORがリリースっす!
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あー雨寒かったなぁ~。


YOU-SEE

「雨ニモマケズ / 宮沢賢治」

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしはなりたい