Today's Tune - for sentimental reasons - | FLOAT JAM official blog 「BLOGGER HUSTLE」Powered by Ameba

Today's Tune - for sentimental reasons -

コンバンワ、YOU-SEEです。
また僕の番が回ってきました。
さぁ、まずPCの方はムービーを再生して下さい。


Nat King Cole - for sentimental reasons(携帯からは見れません)

この間、弟のFANNYの部屋に遊びに行ったら、FANNYが寝ていたのでこっそりとDVDを借りました。
兄弟間でこっそりと言えばAVじゃ?ってのが世の常ですが、そこに限っては僕ら兄弟の間にこっそりはありません。
そして、借りたのはAVではなく恋愛小説家と言う映画です。

と言う事で、今回は映画のワンシーンで一瞬にして心を打たれた曲をテーマにお届けします。

皆さんは普段好きな人に自分の気持ちをしっかりと伝えてますか?(急にその話かよ?って話ですが…
僕は昔から「自分の本当に思っている事を全て伝えきった!」と思っても上手く伝わってなかったのかな?とか伝わってなかったか…なんて事が多々あって、もっと細かく言うと上手に伝えたつもりがそうじゃなかったり、さっきまで言おうと思ってたのに相手を前にして言う事の大きさを半分にしてしまって全然伝わらなかったりと色々と苦い思い出があります。

もっと酷い時は、そんな自分を客観的に見てその空気に完全に酔い痴れてしまっているなんて事もありました。
映画なら完璧に見てられない男役の一人だと思います。もしくはただのサイコ野郎ですね。

恋愛小説家では、そんな過去の自分と所々で出会います。
他の男の人と自分が好きな女の人が楽しそうにしているのを目の前で見ているシーン、売り言葉に買い言葉で自分にイライラしてしまうシーン、これは恋なんじゃないか?と気付き始めるシーン、デートに出かけてピンチなムードを切り抜けてくれるCDをダッシュボードから取り出すシーン、好きな人の為にもっと自分を変えようと考えるシーン、そんな自分の変化にふと気が付くシーン、そう言った数々のシーンを眺めながら思い出に浸りました。

今日お届けしてるこの曲は、そんな恋愛小説家の中で自分が経験した出来事と全く同じ状況に流れる曲で、それは「デートに出かけてピンチなムードを切り抜けてくれるCDをダッシュボードから取り出すシーン」なんですが、僕同様にかけた瞬間に「あー、今はそんな曲聴きたくない」とバッサリ斬られてしまう寂しいシーンでもあります。
その際にジャックニコルソンが「詩に意味があるんだ」と呟く所が凄く印象的です。

この映画を見ると「こんな風に自分の気持ちが伝えられたらどんなに素晴らしいだろう」と考えさせられます。
その度に安っぽい言葉になってしまう自分は男としてまだまだだな…なんて反省もします。
ただ、自分の気持ちを100%伝えるのは凄く難しいと思うからこそ、いつか100%納得の出来る言葉を口にしてみたいです。

この曲も素敵な曲ですが、恋愛小説家も素敵な映画なのでまだ見ていない人は是非見てみてください。
映画でありながら、素敵な言葉集としても楽しめます。
ちなみに舞台はマンハッタンです。

今年は年末にかけて4人の友人が結婚します。
彼らがどんな愛の言葉を捧げたのかは知らないけれど、さぞ素敵な言葉だったんだろうな。
ISAMさん、GUCCI、TIMEKILLA、MASオメデトウ!それでは!


YOU-SEE