working song | floatingsoulさんのブログ

working song

2ヶ月ほど前、大学の専修内の会食の席で、担当教官と少しジャズの話をしたときのこと、彼は当時引っ越しの真っ最中で、大量の要らないものを捨てにゴミ置き場と家を何度も往復する際、マイルス・デイビスのKind Of Blueを聴いていたのだが、汗をかきかき重いものをただ運ぶ、その行為にあのアルバムがピッタリだったと彼は嬉しそうに語ってくださった。

そのときの私にはその意味が何となくしか分からなかった。というのも私は全くのジャズ初心者で、マイルス・デイビスは聴きいってしまうため、そのリズムに乗るというところまであまりいけないことの方が多かったのだ。

しかし今日、久しぶりに真面目に勉強の計画を厳しめに立てていて、ふと、先生の言葉を思い出し、すっと納得できた。
今、マイルス・デイビスを聴きたい、と思ったのだ。
私にもworkingのスイッチが入り始めたのだと感じた。

あらゆる作品も、些細な言葉も、受け取る側の都合の良いように解釈されるもので、workしているときにはworkingに聞こえるものかもしれない。

Kind Of Blueは都会の夜に合うクールさを狙って作られたと聞いたことがある。
クールな音楽がなぜwork songに聴こえるのか。

短絡的だけど、マイルス自身が一生workingだったからじゃないかと思った。

私の知っているマイルス・デイビスファンは二人しかいないが、二人とも仕事が非常に忙しく趣味も楽しむ、workingな人たちだ。

何か響くものがあるんだろうか。

勤労人生素敵!