足を振り上げ 
降ろしたその先には大地があり
僕はその大地を強く踏みしめる
何が悔しいのだろうと
思う程にギリギリと踏みしめ
はたと気づくと
目からは涙が落ちている

かえるが鳴く ムカデが這う 鳥が飛ぶ

空が異様に高くて
空気はひんやりと冷たい

僕にいったい何ができたというのだろう
この世に無駄なことなんて一つもなくって
無駄な生き物なんてどこにもいなくって
僕がこの地球に生まれ落ちたのだって
偶然なんかじゃなくて 必然なのさ
だから僕の重さを地球にあずけたその日
神様はちゃんと受け止めてくれた
僕の存在を

必然だからって 軽んじられてもいなくって
そんなこと神様はちゃんとわかっていて
僕がそんな自分を誇りに思うのだって
恥ずかしいことなんかじゃ 決してない
ただ、初めて一歩を踏み出したその日から
僕は問い続けているんだ
自分自身ってやつを

この世に無駄なことなんて一つもなくって
無駄な死なんて絶対になくって
彼がひっそりと逝ってしまったのだって
悲しいけれど 必然だったんだろう?
だけど彼が歩んできたその一生を
間違いなく神様は見守っていたんだ
彼の人生を

現実だからって ずっと悲しんでいられなくって
そんな遣り切れない僕の気持ちを
神様はすっかりお見通し
そんな時 僕は見えない星を探るかのように
夜空を見続ける

太陽は万遍なく地球に降り注ぐ
無限に広がる宙は 
僕らの知らないところで常に膨らみ続けている
瞼の隙間から覗き見る宇宙は
僕らの知らない世界がまだ存在すると教えている
僕はきつく閉ざされている心をそうっと解き放ち
一つ一つの意識を宙へと戻すんだ

この世のありとあらゆる矛盾に反旗を翻しながら
Life is long

But not that long


Life is short

But not that short


Just

Take your time