iPadで流している動画です。
天井近くに吊るしてみました。
お客さんの目線には実験室的な展示があるので、だいたいそちらを見られます。
天井の動画は見てもらえないというよりも、気づいてもらえたらラッキーくらいの感じです。
本当は音声付きで、クラゲ問答をしているのですが、音声は切っているのでクチパクの動画です。
10年ほど前に運営していた浮遊代理店というバーで、バーカウンターに置いていた原始的な浮遊体をめぐって、お客さんと交わした対話が、浮遊体の形を進化させてきたというイメージを表してみました。
唐突に見せられても、意味不明でしょうから、お客さんがびっくりしたりして、感触が悪そうだったら、外してもらっていいですよと主催の方には伝えています。
さて、9月の搬出に行ったときまでこのiPadは生き残っていることやら。
現代アートのギャラリーだったら、ありだと思うんですけど。
本当は、動画だけでなく、人と人工クラゲを同時に鑑賞できるような、この映像みたいなセットを広い展示場所に10セットくらい並べてみたいものです。
●対話が形をつくっていく
Dialogue20000408
<人工的に制作されたクラゲ> と <部分的に人工的な私たち> との対話
水中オブジェを作り始めた頃、ギャラリーバーのカウンターに水槽を置き、お客さんと水中を泳ぐオブジェについて日々言葉を交わしてきました。
生きているのかいないのか
進化するのかしないのか
子供はいるのかいないのか
ホンモノなのかニセモノなのか
こうした、お客さんとの対話によって、制作者の考えにも変化が起き、水中オブジェの形も変わっていきました。
時間軸に沿って作品に自身の記憶を持たせること。あたかも作品自身が生まれて成長してきたかのような表現を行うこと。こうした作品の制作の指針は、鑑賞者や材料との対話によって生まれていきました。




